2015/06/28

てげメシarchive11

365日、毎日昼食を採るとしたら60歳までであと10,950回昼食を採ることができる。少ないのか多いのかはわからないけどそんな貴重な中の1回である、ということを噛みしめながら頂きます。

昼食っぽいけど実は晩御飯。しかも10時ぐらいに食べた。スポーツ後の楽しみ。
台湾ラーメンは密かに奈良の彩華ラーメンに味がそっくり、懐かしや。

ご家族で経営されている?アットホームな中華屋さん。お昼はセットメニューが欲しいね。

あっさり豚骨ラーメン。結構いつも混んでるお店、まぁ、おいしいですよ。

渋すぎる外観と、さらに渋い店内。「レトロ」なんてPOPな表現じゃ追いつかない風貌。
(なんか淀屋橋にもこんなあった気が...。)
から揚げはなかなか◎でした。海苔いる!?笑

その名の通り、純和風のバー。コンセプトは好きです。しかも写真のビールはなんとイスラエル産のマカビーってやつ。そもそもムスリムの人って禁酒なはず...だが。

博多とんこつラーメン。セットメニューが豊富でラーメンもさることながら明太子ごはんがおいしかった。カウンターもあるので一人でも行きやすい。



※長寿飯店、店内から。行ったことないけど北朝鮮とか中国山奥の田舎村の中華屋って感じ。こーいう店、個人的にはとても好きです。

2015/06/26

延岡で考える、フジロックの雨について

延岡、今日も雨。こんな日は音楽を聴きながら家路につく。仕事終わりの雨の中、徒歩で20分、橋を2本越えて家に着くまで音楽でも聞いていないと途中でめげそうだから。なんだか体の中がカビてそうで体ごと乾燥機にでも入りたい気分。

そういえば、フジロックでも雨が降ってきたら気が滅入る。体が濡れると寒いし気持ち悪いしいいことなし。レインコートだけじゃなくザックにもカバーをして長靴を履く。勿論傘なんて会場ではさせないし、雨をしのげる場所も極めて少ない。地面は濡れ、人が歩くことで砂が泥に変わる。想像してみてほしい、簡易トイレ近くなんてもうサイテーって感じなのです。さっきまで飲み干してたと思ってたハイネケンの紙カップはいつの間にか雨9、ビール1ぐらいの割合で復活し、手にずしりとのしかかる。カレーライスがスープカレーになり、濃い味のラーメンが薄い味のラーメンへと見事に変わる。ごみ袋を頭からかぶった欧米人とすれ違い「体、丈夫でええな」と思い、テントに一回戻るともう出れなくなる。雨の影響力は凄まじい。

でも、2014年FUJI ROCKのWHITE STAGEで聞いたÁSGEIRのライブは見事に雨と調和してた。アクト当初に降り続いていた雨は次第に止み、後半には見事な夕日を会場に届けてくれた。雨上り、レインコートのフードを脱いだ時の鮮明な声、ほほにあたる心地よい夕方の風。「あぁ、来た甲斐あった(40,000円払った甲斐あった)」と思った瞬間。概ね毎年そんな感じ。一つでも、一瞬でも心に触れる良いときがあればそれでOK。

あめののべおか。街もマンションも、パンツもぐっしょりです。
 
 橋の上は風が強い。だからズボンのすそがぐっしょり濡れる


話題に出したから。2014年のFUJIROCK。いやー、最高でサイテーですわ。

2015/06/21

てげ旅 -青島(神社・参道・文化ストリート)-

マーケットの後は青島散策。もちろんビーチコーミングしながら。珊瑚風スポンジ、にゅるにゅる海藻などに一喜一憂し、青島神社へ。青島へは橋がかかっていて徒歩で行ける。徒歩で行く自信のない方も大丈夫、トゥクトゥクでの送迎あり。たまたまお年寄りのご夫婦が乗車されてました。「大人の修学旅行」ならぬ「晩年の新婚旅行」かもしれないな。

そして、妻との会話中で勃発した「鬼の洗濯岩実は人工説」。これは見た人しかわからないが、青島を囲む通称「鬼の洗濯岩(隆起した岩)」がほんとに自然物!?って風貌をしているから。奇岩すぎる奇岩。いや、「鬼の洗濯岩脳みそに似すぎ説」もある。そんなこんなで貝塚のような青島への参道(細かな貝の欠片が道を覆い尽くしている)を歩く。

なぜトゥクトゥクである必要があったのだろうか。

明らかに内陸のものとは違う風貌の神社。なぜかカリフォルニアロールを思い出す。

 境内には、所狭しと「おみくじ」が並んでいる。日本中のおみくじを集めたんじゃないかと思うぐらい。とにかくちょこちょこと金をとられる笑 

賽の目の一つに「厄」とあったが大事なのだろうか...

もはやテーマパーク化してるトイレ

なんだかなぁ、と青島を後にして参道をとぼとぼ歩く。この参道は時が止まった場所、例えるなら奈良の猿沢池周辺のお土産物屋。修学旅行で学生が来る場所ではないので「木刀」や某スポーツメーカーの模造品はなかったが「困った息子ですTシャツ」や「はく製」関連がずらり。
売り上げ伸び悩み必至の店舗たち...かと思いきや店内に入ってみたら意外とおもしろい。かつてブックオフでお目当ての本やCDを探しまくっていた嗅覚が鈍っていなかったのか、1店舗目でアフリカのマスク、2店舗目で水中花風ピラミッド型サボテン(シャボテンの方が正しいか)を購入。
しっかり値段表記までしているにも関わらず、購入するかいつもの如く「ぬぬぬ」と悩んでいると「もうこれ〇〇円でいいよ」と気前のいい一声!!笑 というか、もう仕入れたときの時代から考えると販売価格とか物価とかえらく様変わりしてると思う...。しかし、非常にいい買い物ができた。

一見普通ですが、店主こだわりの「真空管スピーカー」や海外輸入品が店内にざっくざっくと。

これまた一見普通ですが、一周回ってなんか良いかも、な商品多数。

同じく参道内にて。1個500円の激安マンゴー購入。これが驚く程おいしかった...。また買いに来たいほど...。しかし500円マンゴーの扱いひどい...笑

青島神社の参道。まさかこの通りにお宝が眠っているとはだれも気付くまい...

その後青島を後にし、宮崎市内へ。行きたかった古着屋「taffee」へ。このお店は一見の価値あり。というかテナントが一見の価値あり。大きなアーケード通りに控えめに口を開けている「文化ストリート」という小さな商店が並んでいる集合店舗内にある。っても既に上記古着屋と数店舗しか開いていない。というか他の店はなぜか激しく朽ち果てている...何かの攻撃にあっているのかはたまた火事かなんかで焼けたのか。とにかく戦時中のような装いのお店たち。激しくカオスな空間。

大通り側の入口。入ってすぐ左にアバンギャルドな古着屋あり

プライバシー無視の店舗たち。治安わるそ~笑

驚くなかれ、この建物が古着屋「taffee」です。

アジア極貧地区の雰囲気。

でもアートな心は忘れない...笑

古着屋はオリジナルの商品もあって楽しめました。しかし、宮崎の深いところ見た気がする。

てげ旅 -青島(サンデーマーケット・植物園)-

悶々とした平日を経て、いよいよ6月メインイベント、青島サンデーマーケットへ繰り出すこととなりました。なぜ悶々としていたかというと、天気がすこぶる悪かったから...。もしかしたら人生で初めて「梅雨」を真正面から経験してるかも...。関西にいるときはあまり梅雨を感じなかったと思う。梅雨まっただ中でも晴れ間があった。しかし!!延岡は違う。容赦なく降り続く雨雨雨。「雨いやや」とスマホで変換しすぎたせいか、「あ」と入力すると「雨いやや」と予測変換まで出る始末。とにかく朝から晩まで降りに降っていた平日。

しかし6/21(日)はなんとか曇り。湿度も高いけどとにかく雨が降ってないだけOKとしよう。青島までは延岡から高速で1時間半。遠い...泣 妻のハンドルさばきを確認するために行きは運転を任せることに。あーだこーだ言いながら到着。

ゆる~い雰囲気の会場。手作り感満載です。

芝生の会場に、衣食住さまざまなお店が軒を連ねる。ライブもあり。

タコライスを食べる。んまい。

全体像。親子連れもちらほら。

以前訪れた「S&Y WORK SHOP」も出店していてでアフリカの籠を購入。良いサイズ感でビーチコーミング時に使えそう。ほか何店舗か店は出てたけど、やっぱり「S&Y WS」が抜群にセンス良かったと思う。他のお店も雰囲気良かったけど、どこかヒッピー的な匂いを感じる風貌の方たちが多く、ほんとにゆる~~~い雰囲気だった。FUJIROCKで言うと「Field of HEAVEN」です。楽しかったからまた来よう。 

会場は「青島亜熱帯植物園」前の芝生。横にはエッジの効いた植物園の建物が

このエッジの効いた建物の中に南国の植物がわっさわっさと。南国の植物は楳図かずお「漂流教室」に出てきたへんてこりんな植物に近い。

青島は、本当にさながら南国。「宮崎にいる!!」って感じぷんぷんです。


会場付近から望む「青島」、かつて新婚旅行のメッカだった場所。幾組もの新婚さんがこの場所で愛を誓い合ったかと思うとなんだか感慨深い。

帰りは最近できたというフジヤマプリン宮崎へ。おいしいプリンと珈琲で久しぶりのカフェらしいカフェを満喫。カフェもいいね。

遠浅の街、日向

台風が迫る白良浜海水浴場、あの日は天国と地獄が同居していた。なぜなら激しい高波が女性のビキニを剥ぎ続け、加えておじさんの脳天をかち割り続けていたから。救急車のサイレンが鳴りやまず、混沌とした白い人工砂浜に立ちすくむ小学生の私。ポロリは見たいけど近づきすぎたらたちまち波にのまれて気づけば病院かもしれない。白い砂浜で赤い血を見るか赤いビキニを見るか、究極の選択をしなければならなかった...


いつからだろうか、「遠浅」の海に安心しはじめたのは。「どこまで歩いてもまだ浅い!」という海らしからぬ矛盾に「なんだかお得だなぁ」と感じている自分がいた。
残念ながら僕は冒険者にはなれなかったのだ。急に深くなり、足を取られる波打ち際のその先に、何があるのか今でも知らない(笑)

日向の街は遠浅だと思う。広く浅く、これでもかと散りばめられた魅力的なお店たち。宝探しをするようにじっくりゆっくりと歩みをすすめていきたい街。もちろん、遠浅なのでご安心を。

飲み屋街。地面は新しいけど店は古い。

色々センス爆発。

屋号も気になるしビール瓶もさらに気になる。

秀逸なタイル絵。

 隠れたスポット大御神社。「君が代」のさざれ石が見れます。

大御神社 HP
883-0062  宮崎県日向市大字日知屋1
御祭神:天照皇大御神
 
そんな遠浅の街に突如現れた巨大駅舎。建物としても非常に美しく、景観もいいですが遠浅の街なので若干うき気味。ではある。
LINK→ 

気になるてげ店 -ギャラリーるい-

かつてレーヨン生産が盛んだった時代の名残。「レーヨン通り」という名の道が延岡には存在する。今は既にレーヨン工場はなく、かつての繁栄も影を潜めている(と思う)。細々と、しかししっかりとレーヨン通りには歴史を刻んできた(であろう)店舗が立ち並び、再びの繁栄を密かに待ち続けている。か、どうかはわからんけどとにかく気になるレーヨン通り。
美容室、郵便局、銀行、八百屋などが立ち並ぶ中、「ギャラリー」という看板が目に入る。外からでは一体何の店なのか、はたまた展示室なのか全く不明。しかしどうやら本日(土曜日)は営業をしてるみたいなので入ってみる。

外観。骨董とか古美術品とかおいてそう。

雑然とした店内。さらっと見る限り売り物は「額縁」のよう。ほどなくして奥からおじさんが出てきて「いらっしゃい」と。「少し中、見させてもらっていいですか?」と私。「いいですよ、ぷぷぷ(笑)」とおじさん。すみません、笑ったかどうかは判別できなかったけど我々が一見さんなので少し驚いた様子ではあった。
延岡の方にしては珍しく、よくお話をしてくれるおじさん。店の歴史や同族の歴史(笑)など。お陰様でとても楽しく店内を見ることができました。

結果的に、確かに「額縁屋」さんではあったものの、それをはるかに上回る膨大な量の油絵と、存在感が半端ないこれまた凄まじい量の仏像が陳列。それを(気に入った方には)販売しているお店だった。店主は2代目。仏像は初代が日々彫り続けたものらしい、、というのも骨董屋を始めようと初期資金を手に奈良京都へ買い付けに行った初代。十分な資金があったようだが仏像は高いもので数百万(江戸時代とかのもの)。そこで初代はひらめき、「買い付けるよりも作っちゃおう!!」と彫刻刀を手にしたらしい...笑
その仏像ときたら...すべてなんだか愛おしい!!笑 絶妙なバランスとカラーリングに脱帽。しかも値段は結構破格。
裏にはすべて制作年が書かれており、「誕生佛 昭和50年1月5日着 1月8日完」って製作日数3日!?という手先の器用さ満開の初代。聞くところによると中には「1月5日着 3日間休憩 1月11日完」等休憩した期間まできっちり書かれたものもあるらしい。おもろすぎる...。

一部。ほら、惹きこまれるでしょう

仏頭もあります。

左は、もともと骨董品を購入し欠けた手を初代が修復。右のバランスよ...

加えて油絵。歯科医をしていたお医者様が、晩年書き溜めた油絵をひきとったらしい。これまた凄まじい量。しかもなかなかいい雰囲気。「おおおお~」と唸る妻。夫は仏像、妻は油絵を物色すること約30分。お好みのものがお互い決まり、購入することに。いや、まさかこんな名店がレーヨン通りにあるとは...
まぎれもなく、この店にはかつての繁栄の面影がありました。

油絵のごく一部、とHAND MADE仏像 by SHODAI。

購入した誕生仏。かつて、国宝 誕生釈迦仏立像を見たときに「なんじゃこのかわいい仏像は!?」と驚愕した思い出がよみがえるかわいさ満点の誕生仏。ちなみに製作日数3日。昭和50年製なので私よりはるか年上...。長い年月を経て、初代の手から生み出された仏像が私の手の中に...。大切にします。よろしく、仏像よ。
ちなみに、よく見たら右手は人差し指ではなく小指を掲げているのがわかる。「指切りげんまんしたい人この指と~~~まれっ」って感じやろか。

2015/06/12

てげメシarchive10

昼食での外食率、増えてます。
ラーメン率も増えてます。
もちろん、体重も増えてます。

船倉での飲み会後に立ち寄りました。あっさりした醤油ラーメン。もちろん瓶ビールで〆。
月勝亭 中央通り店

日向市にて。あっさりした塩ラーメン系。「満月ポン」を思い起こさせる屋号です。食器類のオリジナル感がGood。

10号線沿いにある、雑多な感じのお店。回転すしがどうやら売りの様子。でもここのチキン南蛮、私は好きです。次回は寿司も食べてみたい。あと入口のメダカがすごい青くて目をひく。

祝子川の近く、隣接してケーキ屋さんがあります。地元の人は行きやすいかも、近所の居酒屋って感じ。

ふむ。おいしいです。店内にフィギュアが陳列してあって若干食べにくいですが笑 見た目ほど濃くなくあっさり目。ランチのご飯はかなりの量で出血大サービス。

一番本格的なのは何を隠そう店員。何せインド人ですから。ナンはおいしい。

焼き鳥が小ぶりで上品。大きな九谷焼のような皿の下に火を焚いて、焼き鳥がさめないようにする心配りがうれしい。但し入店中、終始店の看板は消えたまま...笑 みなさんのんびりされてますね。

こんなところにこんな広い場所が!?って感じのおどろきがあります。翌日筋肉痛必至。