2016/01/28

てげメシ遠征 -もつ焼き でん/Diner MUGEN/表裏 (水道橋)-

先日、久しぶりに東京へ2泊3日出張してきました。2泊3日といっても実質1日分は移動に要する延岡。駅で、空港でぽけーっとする時間も込みの2泊3日。初日、宿泊先の水道橋駅に到着したのは午後7時半、やたらと欧米人の多いホテルにチェックインを済ませ街へ繰り出す。チェックしていた大衆居酒屋の手狭なカウンターに腰をおろしビールで乾杯。「ぷは~」って感じ。外観から既に良い雰囲気のお店だったが店内の賑わい、メニューの新鮮さ、そして店員の感じ、どれをとってもなかなかの名店感。中でも「豚の脳味噌」が舌に染みました...笑 ンマすぎ。

もつ焼 でん
東京都千代田区三崎町2-12-7
03-6674-1321 

 
そそる外観。ほんとに東京ってどこにでも名店あるよね~。自然はないけど人間の多さからくる深みありすぎ...。この店も相当なこだわりないとやってられなさそう。「とりあえず」って妥協が見えない。
まさに「品質本位」
そそるメニューたち...。焼きそば(黒こしょう風味)、ハラミの刺し身、噂の豚の脳みそ、味噌煮込み。ほんっとにどれも旨い!!ビールが進むし焼酎が合う!!
もちろん、ビールの次は「赤ワイン」。グラスで注文したらこんなんで来ました。日本酒かいって感じの出されかた...。こんなん初めて見た...
たぶん初めてかも...ホッピー!!おいしいけど、なんか「中」やら「外」やら合わせて注文したり、セットで頼んだりしないとだめらしく少しめんちい...これがTOKYOスタイルなの...?笑
店員の風貌は「プロレス風」「パンク風」な方達ばかり。壁にもほら、きっちり両パターンが...。メニューも気になるが血まみれポスターとレコジャケも気になる....。
巨大な「コの字」カウンター、めちゃめちゃ満員でした。みなさんさくっと飲んで帰る感じ。さすがTOKYOスタイル...。どことってもスマートやなぁ
その後、ホテル横にあったBarでちょこっと一杯。クラフトビール中心に、乾きモノからがっつり食べ物までなんでもある雑食Bar。地元関西の箕面ビールと、第二の故郷フジロック開催地新潟のエチゴビール醸造のビールを飲む。このBarは結局2日に渡って行ったので、この他に牛乳持込みで作ってもらったカルアミルクちょびっとラム(飲んでるときたまたまスペシャで岡村ちゃんがかかってました)とラフロイグのソーダ割りを飲みました。

Diner MUGEN
東京都千代田区三崎町1-1-14 三崎町大島ビル 1F
03-3518-9565 
 
箕面ビールのぺーるえーる、味こい!!
そしてそして、これが噂の飲食店限定国産プレミアムビール「ガージェリー」。正直めちゃめちゃめちゃ旨でした。たぶん、というか絶対そうなんやけどこの専用グラスがまた良くて味を引き立たせます!!いやーー、これは延岡では呑めんわ。
研修終わりの2日目は、駅前のラーメン屋で食事しました。ホテルのフロントで聞いた「表裏」というお店。扉が鬼のように重くて開けにくかったですが、辛くておいしかったです。
番外編ですが、宿泊先の「庭のホテル」の朝食は焼きたてのオムレツを提供してくれます。回りは富裕層っぽい欧米人ばかりでしたがおいしく頂きました。ふわふわのオムレツ。
強行スケジュールのため、帰延時はほぼ体力残ってなかったですが飛行機からの眺めも良く、またあまり揺れなかったので快適な旅でした。夕暮れと夜景が綺麗な空。しかし、やはり東京は住みたくないけど刺激はあるなー。

2016/01/24

気になるてげ店 -骨董 黄鶴堂 (宮崎市)-

もうかれこれ5か月は前の話。車で宮崎市内をぶらぶらしてた時にふと目に入った「骨董」と書かれた看板。立派な習字体で「骨董 黄鶴堂」と掲げられたその店は、外観からして立派な骨董品屋だった。残念ながらその日は開いていなかったようで断念し、数か月後に電話までして開いてるか確認して行ったのになぜか開いてなかったという苦い経験を経て、今回三度目のチャレンジでようやく入店することができました。
2015年9月ぐらいの時
外から覗き見ていた時のイメージ通り、店内は国内外の骨董品で溢れてました。正直もう少し高めの店かなと思っていましたが、手ごろな値段のものからあるみたい。どれもこれも気になるものばかりで、思わず2点ほど古物を購入してしまいました。一つは白い石を加工した小さな像で一見キリストのようにも見えるやつ。と、ホワイトセージとかお香を焚くための素焼きで雰囲気あるお皿を。

布とかがもう少しあれば完璧だったけど、贅沢は言えません。。
店主は女性の方でしたが気さくにいろいろ話してもらいました。(おそらく)併設しているご自宅の玄関にも気になる古道具がたくさんあったので、結構なこだわりで生活されてるんだろうなと一目で感じました。こんな雰囲気で年をとっていけたらええなぁ。
いよいよ石仏とかにも興味が...
籠とかも豊富。
印判の猪口たち
右奥ゾーンを食い入るようにみてました
今回訪れたときの外観
またも宮崎市でちょいちょい行かないといけない店が増えました。これが延岡にあったらどんだけいいものか...泣

黄鶴堂
宮崎県宮崎市堀川町50-1
TEL.0985-22-4985 HPなし

てげメシspecial -珈琲の店 山さき-

ある日、宮崎空港まで妻を迎えに行く用事があったので宮崎市内を諸々回りました。骨董品屋(古道具屋ではない)とか古着屋とかを一通り。そんなこんなで物色疲れを癒すためにずっと気になっていた喫茶店「山さき」へと向かいました。決して宮崎市内の繁華街とは言い難いその場所に「山さき」はあります。逆に空港から比較的アクセスが良く、今日みたいな最終目的地が空港で、なおかつ時間をつぶすのにはもってこいな店。と、思って足を踏み入れましたが心の中で「すみません...」とつぶやきました。なぜなら「時間をつぶす」なんてとんでもなく「わざわざ行きたい」というか「わざわざ行かないといけない」店だったから。

純喫茶風ではありますが、今まで行ったどのそれとも違います。なぜなら建物が和風だから(笑)。窓は木枠ですだれがかかり、一見すると夏休みのばあちゃん家のよう。さらには店内にオブジェの鯉のぼりがあったりと、なかなかのごちゃ感をうま~く古さがまとめてくれてます。いやー年月ってすごいね、馴染み感、ハンパないです。

暖簾のかかる純喫茶店。こんなのないでしょ?笑
店内。
イスはカウンターと残りはすべてソファー席。なかには「イスが弱っています」と貼り紙がされたイスも。助けてあげたくなります。そしてソファーなので包み込まれ感、凄まじいです。
 噂の鯉のぼり。その前には何やら藍染ぽいふろしき?いずれにしても和×和!!ご子息でもいたのでしょうか。思いは募ります。
洋画と、東南アジア付近にありそうなうちわ

残念がら珈琲しか注文しませんでしたがメニューも豊富でモーニングもやってます。珈琲もかなりおいしかったのでこれはご飯関係も期待できるかも...。店の方に伺ったら既に40年程営業されているようで、おそらく地元の方に愛されてるんだろうなぁってほのぼのしました。「目的地は山さき」の価値あり。
年期の入った看板①
年期の入った看板②
 駐車場がまるでテトリスのような駐車場なので、運転に自信のない方は心して向かってください。

「珈琲の店 山さき」
〒880-0871 宮崎県宮崎市大王町98
 0985-27-7102
 
HPなし 
掲載サイト

てげメシspecial -小福(おふく)-

「本当に気に入ってるもの」や「本当に好きな店」、「本当に好きな場所」なんかは絶対人に教えない主義なんですが、、、笑(理由は恥ずかしいので...)今回は断腸の思いで本当に好きな店をブログに寄稿します。
遡ること1年。延岡に来た当初、約2か月の単身赴任生活を送っていた時のこと。「延岡の居酒屋は味も濃いし焼酎ばっかやしなんだかなぁ...」とはっきり言って九州の食事情に全然馴染んでなかった時、帰宅途中にその店を見つけて気になったのが最初。
まず目に飛び込んできた外観の渋さ。そして外から見える店内の微かな明かり...。直感で「これは良い店かも...」と感じた次の瞬間、カウンターに座ってました...笑
店名は「小さい福」とかいて「おふく」と読むらしく、「おふくろさん?」的な感じで付けたのかもしれません、なぜならお母さんが切り盛りしてるから。延岡で見たのは初めてかも...な「おばんざい」がカウンターに遠慮がちに並べられている。しかもどれもおいしそう...泣
その出会いから一気に好きになり、その後ランチも含めてちょこちょこ通ってます。

しかし、何といってもそのほったらかし感が心地よい。一人で行ってもテレビを見ながら酒を飲み、おばんざいをつまむことができる。誰も何も言ってこないし変な気も遣わなくていい。これはベテラン女将が成せる居酒屋の技といっても過言ではない。ゆっくり食べて飲める店って実はなかなかないのだ。たまに誰彼かまわず話しかけてくる店員がいるが、「おい、今日はゆっくり飲ませてや」と言いたくなる時も多々、互いに人間なんやから察してくれやって感じ。ありません?

「THE」な名店。
おばんざいの一部。こーいうのちょこちょこつまんで酒飲むの好きやーー。なかなか大盛りで出てくるので小食の人はこれで終わるかも...。まぁそれはそれでええか。
そして冬は「おでん」。さっぱりとした出汁ベース。無類の練り物好きの私としては、「竹輪」がなかったのが正直悲しすぎますが、そこは「ごぼ天」でカバー。もう、この辺の具材チョイスはお母さんに預けるのが正しい注文の仕方。「ちょっとおでんもらえます?」だけでよいのです。
そしてそして、なんといってもこの「小福」の素晴らしいところはお昼!!ランチのコスパがすばらしいのです...日替わり定食のみですが500円で食べれます。なぜこんなに推すかというと、実は延岡には「ワンコインランチ」なるものが存在しません!!(嘘です、何店舗かは存在します、たぶん)ってなぐらいどこもかしこも600~800円ぐらい平気で(言い方悪いが)代金とります。これは小遣いでやりくりしてるサラリーのマンにとっては大きな痛手...。しかも味普通な店多いし...。
なので、ワンコイン+味もおいしいの二つが揃う小福に通わない手はないのです。あー、書いてる今も既に食べたなってきた...。
ある日:から揚げ定食
ある日:アジフライ定食
ある日:ハンバーグ定食
ある日:カレーライス
ある日:(またまた)から揚げ定食Ver2
 
と、つらつら書きましたが以上、私の好きな「小福」でした。これからも通うぞーー!! 
 
「小福」
宮崎県延岡市北町2丁目1-5
0982-22-8125 
HPなし 
掲載サイト

てげメシarchive19

冬感はあまりないけど、冬のてげメシ。相変わらず一軒目から〆の店まで食べ尽くしてます。ここ最近、Barの扉を開いてない...。ほんま食べてばっかり。

言わずと知れた餃子激戦区、「延岡」。専門店は知ってるだけでも4つはある。どの店も餃子!!瓶ビール!!白米!!って感じの潔い店ばかり。「小田一」は近所にありながらもなかなか行けなかった店。夜散歩の帰りに一杯ひっかけました。注文してからおじさんが包んでくれるので贅沢な気分。テレビ見ながらひとり瓶ビールを傾けるのが似合う店。

職場の人と月2~3回ぐらいのペースで呑みに行きます。新年一発目はやはり「肉」!!ってことで初めてのホルモン屋「丸満」に行きました。駅近くのスーパーユーホー横にあり、外観は普通のお店ですがホルモンを食べてびっくり...めちゃめちゃ旨い...。というか、ちゃんとホルモン...笑
しかも1人前280円とか...泣 しかも壁には「安く提供するためキャベツは50円頂いてます」的な貼り紙...正直「それぐらいええから!!」って突っ込みたくなります。名店現る。
ホルモン居酒屋 丸満

ランチで利用。現場作業員の人からサラリーマンまで人気のお店。ランチは650円でミニラーメンとチャーハンやらがつく。漫画本がたくさんあるところや店員の感じがなんとなく奈良の「はじめ」っぽい雰囲気でした...。※もちろん店員はここまで機敏に動きません。
ミニラーメンとチャーハンのセット也

1軒目を終え、2軒目を探してる時に同僚が「気になる店がある」と一言。じゃ行ってみよーってことで行きました。場所は延岡駅近くの雑居ビル奥。「もぅ...また鶏...?笑」って感じは否めませんが、この店侮るなかれ...もも焼のレベルが激高し。何かっていうとかなりのレア。半焼け!?って感じで出てきますがそれがめちゃ旨!!ちょっとレベル高いもも焼を食べたければここかも。
天狗もジョーも気になる壁

2016/01/11

せわしないしわす

既に2016年が走り出しているというのに女々しく年末のことを書きます。12月は今までにも増して公私共々多忙を極めておりました。12月前半は妻の写真展で帰阪、夜中まで遊び倒しました。後半はお正月用のお土産探しとおいしいマグロを求めて大分へ小旅行。備忘録的に書いときます。

【大阪への小旅行】
今回の帰省はピーチアビエーション。車を走らせ宮崎空港へ。今回は2泊3日なので空港駐車場ではなく近辺に点在する安い民間の駐車場を利用、が!!それが失敗だった。最低価格の場所だと何となく心配だったので2番目に安いところにしたにもかかわらず、接客の悪さと送迎ワゴンの汚さったら...車内に今まで見たことないようなボロ布がかかってて不快感MAXでした。カトマンズかと思った。
徒歩で搭乗
南海電車ラピートのSTARWARSバージョン。このフォルムはかっこいい。
写真の展示会場で見たスピーカー。このスピーカーは奈良に住んでる時から気になってたsonihouseのもの。こんな場所で聞けるとは...
 展示会はライブもあり、食事もあり、大盛況でした。搬出後、会場の南船場からタクシーでびゅーーんと天満橋へ帰る。時間もまだ12時前ぐらいだったので以前からちょこちょこ立ち寄ってたアバンギャルドな蕎麦屋、「電気蕎麦」へ。ひげ面の男が絶妙に失礼じゃない程度の接客をして少し談笑。宮崎の話なんかをする。日本酒とざるそばを食べる。
右上の黄色いライトはやんわり鼓動のように点滅します
店内。全面鉄板!!今日のおかめは緑の涙を流してました。セロファン懐かしい~

【日向への小旅行】
日向の浜で年賀状用の写真を自撮りしました。夕日がきれいだったので思わずパシャリ

【大分(津久見)への小旅行】
大分市内へ遊びに行った帰り、おいしい寿司が食べたいということで津久見市へ立ち寄りました。ここは「津久見まぐろ研究会」という会があるぐらいマグロが有名な街。ICを降りてあまりの暗さに不安を覚えますが、駅周辺はそこそこ賑わってます。三幸寿司という店に目星をつけ、入店。コースで頼むとお吸い物、握り、デザート、珈琲までついてきて驚きました。しかもめちゃめちゃ洋風のデザート...笑 しかしやはりマグロはおいしく、追加で注文した大好物のトロ鉄火は驚愕のおいしさでした。
ちなみに、津久見市は別名「セメントの街」。石灰岩がよく採れるらしく、高速を走ってても山を掘削したあとが目立ち、なかなか不思議な雰囲気の街なのです。「セメント町」という地名もあるらしい。
津久見駅周辺は気になる店多数でした。

【お土産さがしin延岡】
正月用のお土産を物色するため延岡をぶらぶら。道の駅的なところへ行くが生ものばっかでいいものがなかった。釜揚げちりめんも考えたが要冷凍だし、猪の肉なんて誰もいらんやろうし...等々。結局イオンのお土産コーナーとかで購入しました。
新鮮なお魚が多い物産店で。朝とれカマスの口に小魚が...笑

どうでもいいんですが...。我がマンションは古いのでなんとお風呂に追い炊き機能がついておりません。真冬はやはり追い炊きがないと厳しく、なかなか満足のいくお風呂ライフを送れていませんでした...しかし、この度素晴らしい解決方法が見つかり、今では快適な風呂ライフを送っています。それがコレ!!「湯の花」!! 湯船にぱらぱらと振り掛けるだけであら不思議、見事温泉に早変わり。いいところは温熱が持続するところ。なかなか冷めません。我が家ではこれを「冬のお助け品」と命名し、重宝してます。