2016/02/11

てげ場所をゆく -たけた古もの vol.2-

またもや竹田市に行ってきました。それは古道具が集まるイベント「たけた古もの」に行くため。しかし竹田は調べれば調べるほど気になる場所。以前行けなかった古道具屋も今回はきっちり見にいけました。しかし!!結果的に購入した古物は「月函」というお店で購入した籠でできた小物入れのみ。モノとの出会いは乏しかったですが、前衛的な古物の在り方を感じれました。「ほぉ~!!」と感心する出会いが密かにあり、悶々とした状態で延岡まで帰ってきました。たかだか1時間半ほどしか離れていないこの場所で、遥か前を行くモノに出合えるとは。。

たけた古もの vol.2 
ゲスト:猿山修(デザイナー、「さる山」店主)
会期:2016年2月6日(土)、7日(日)、13日(土)、14日(日)【全4日間】
   11:00~17:00 ※6日のみ~16:00 HP

購入した古物。手仕事&サイズ感で購入決定
竹田をぶらぶら。途中、気になる街灯を発見。渋い!!
アスファルトに使用されてるモノまで渋い!! 陶器の一部だろか...。

古物とはあまり関係ないが、先日ビーチコーミングで収穫した漂着物。そこまで古い物ではなさそうだが、空気感が竹田にとても合う。
 
 
さて、竹田の数ある古道具屋の中でも特に目を見張ったのが「三桁(ミツケタ)」と言うお店。ここは前回訪問時にいけなかったお店の一つ。何が凄いかというと、いわゆる「価値」の概念が完全にオリジナルなこと。HPにもあるが「琴線に触れる」ものだけを取り扱っている。いやーーー、このお店はなかなか最先端かも。見習わねば...。

延岡考察

最近あったこと、思ったことをつらつら書きます。世界的には中国の旧正月を祝ってる最中に新暦正月の話を。正月、延岡に帰ってから近所の神社に一応詣に行きました。やはり大阪天満宮とか橿原神宮とか伊勢神宮とか大神神社とか、神宮神社大手に囲まれて育ってきたので規模の小ささは否めませんが、厳かな雰囲気で良かったです。
春日神社
宮崎県延岡市恒富町4丁目207
0982-32-2520

思えば日本は毎月何かのイベントがあります。先日も豆まきイベントの節分で恵方巻きを購入しました。恵方巻きの文化はどうやら関西地方の文化らしく、延岡ではそこまで浸透していません。その代り、延岡では炒った豆ではなくて落花生で豆まきをします。最初は驚きましたが考えれば拾って食べる分には衛生的にも理にかなってるなと、今では譲歩してます。

前述してますが、延岡にもコーヒー豆を販売するお店はあります。気に入って何度か購入してますが、毎回「延岡に来たばっかりの初めての客」扱いをされます(関西弁だから)。そして今回は「初めて+陸上選手で来たの?」という何とも的外れな印象を告げられ、苦笑いでおすすめのお豆を購入しました。

延岡は「残念なこと」が今わかってる範囲でも2つあります。1つはテレビの「一部の地域を除いて」の「一部地域」ということ。そして新刊の発売日が都会よりも1~2日遅れること。正直テレビはあまり見ないのでどうでもいいですが、本に関しては無類の雑誌好きのため、非常に歯がゆい思いを日々しています、さらにさらに、関西には「京阪神エルマガ社」という地元密着の素晴らしい出版社がありましたが残念ながら延岡で見ることは(おそらく)できません。但し、Meetsは宮崎空港に行けば見れます。加えて、ファッション雑誌の「カジカジ」もそこそこ見ごたえありましたが今ではほぼ見れません。辛うじて「カジカジH」と「SEVEN」だけは見れるんですが、レギュラー号は見れません。もちろんなくても生きてはいけますが、何だか残念ではありますね。誰か送って~

てげメシarchive21

アーカイブといいつつ、今回は2軒しかありません。しかし思えば延岡に来て1月で丸1年が過ぎ、その間にいろんな店に行きました。おそらくそんじょそこらの延岡市民よりも行ってるかもしれません。概ね延岡嗜好は把握してきましたがまだまだ発見はあるものです。

何とウツボ専門店。ウツボの天ぷら、たたき、から揚げ等々ウツボのフルコースがいただけます。見た目を想像しながら食べるのはおすすめしませんが、味は淡泊でぷりぷり、ふぐとかに近い!!

2軒目使いかと思いきや、1軒目でもOKなほどメニューが豊富。正直、桝元がある延岡なので正面から辛麺で勝負するのはいかがなものかと思いますが、いつでもやってそうな安心感はあり(延岡のお店はよく閉めるし営業時間もあってないような場合が多い)。

てげ場所をゆく -日向サンパーク温泉 お舟出の湯-

「温泉でも行こうか、なんていつも話してる」ってまるでかつて流行った浜ちゃんの曲の様ですが、ご多分に漏れず妻と、友達といつも話してます。が、実際はそこまで行ったことありません。もちろん旅行などでは温泉に入りますが必須でなければ極力入りたくない方です。しかし先日、眺めのいい温泉があると聞きつけ妻と向かいました。
場所は「日向」。温泉施設の近くにはしぶーーーいレストラン「潮音」や、地元食材がたっぷりの道の駅「ひゅうが」やオートキャンプ場やスポーツ施設もあるようです。日向市が力を入れた施設だということが一目でわかります。

肝心の温泉はというと、少しぬるめでしたがまあまあな感じ。洞窟温泉やもちろん露天風呂もあって楽しめました。そして何より太平洋が一望できるオーシャンビュー!!がよかったです。こういう施設って温泉入った後のゆったりできるフリースペースがあるかどうかでだいぶ評価が違う。だって誰もがゆっくりしたいし寝転びたいはずだし、何だったら寝たいはず(笑) しかし!!その点この「お船出の湯」は申し分ないスペースが設けられており、その日も老婆、老爺で見事にあふれかえってました。もちろんみかんの皮もあふれかえってますた。
風呂上りも見事なオーシャンビュー
そして、、もちろん地元産のコーヒー牛乳。
そしてそして、宮崎でしか食べられない??へべすシャーベット。このフォルムなので、もちろん食べ方は雑になります...。
帰りは道の駅で野菜を買ったり、日向のひょっとこ面をかぶってみたり、しらす丼を食べてみたりして日向を満喫するプランで決まりっ
 
日向サンパーク温泉 お舟出の湯 HP
宮崎県日向市幸脇303-5  0982-56-3800
大人500円、子ども(4歳~小学生)300円


てげ場所をゆく -海童神社横の浜辺-

今日は平日に挟まれた祝日。朝からマンション横の道を街宣車が往来してます。「善良な延岡市民の皆様~~~」とスピーカーから流れる大きな声。善良ではないので私は対象ではなさそうですね。しかし2月だというのに比較的天気も良く乾燥した暖かなお出かけ日和。都会より1~2日遅れで発売される雑誌の最新刊を読みに行こうと外出。お向かいのマンションではここぞとばかりに色とりどりの洗濯物が干されていました。一通り本屋を冷やかし、その後浜辺でも行こうと地図を片手に迷走。
勿論宮崎県は太平洋に面しているわけだが、地形の関係か浜(ビーチ)によって装いが各々違う。波は基本的に高く、砂も白いわけではないが何というか、雰囲気が違うのだ。
地図上で「海童神社」というのを見つけ、浜辺も近かったので行ってみることに。松林の脇にあるその神社に車を停め、道なき道を波音のする方に向かう。
さすが南国宮崎、「自由にお取りください」ということか。
雑木林を抜けるとそこはもちろん海でした。人っ子一人いない静かな海。人の足跡だけはあるがいるのは自分だけ。深呼吸をして、少しだけお決まりのビーチコーミングをしました(笑)ぱらぱらと貝や流木、陶器の欠片などあったのでいくつか拾う。
冬の海。青と金のコントラストが良い。
しかし、この浜にはぽつぽつと掘立小屋が建ててあり、何をするものなのか最後までわかりませんでした。最初は「え、こんなとこにホームレスの住処が!?」なんて思いましたが浜辺のため風も強いし特に釣りするような場所でもないのでそんな訳ないかと。ソリマチとタケノウチが中から出てきそうですね。
自由に住んでます、って感じ
包帯ボール
浜への入口はこんな感じ。やはりどこか沖縄を感じる。
ふらふらと30分ぐらい歩き一旦その場所を後に。その後別の場所でもふらふらと歩いて散歩しました。心地よすぎて昇天しそう...な日。

2016/02/07

てげメシarchive20

ちょっと家の状況が変わり、ここ最近奮発した外食が多くなってます。もちろん家のご飯もとてもおいしく、満足してますがやはり「外」でないと味わえないカンカクがあるのでそれを楽しんでます。

場所がめちゃわかりにくいですが、延岡で数少ない?「さぬきうどんのお店」と聞いていったが売りは「釜揚げうどん」らしい。昔の定食屋って感じの佇まいがGood。たしか平日昼しかやってないから営業マンとか現場仕事の方向け!?
ちょっとしたおにぎりが良い味出してる。

またまたうどん。最近は昼に「カツ丼」とか「チキンカツ」とかしんどいので...。延岡に2店舗あるうどん屋。これまた場所めっちゃ微妙やのに多くの方で賑わってました。旨いし安い。ニッカポッカで向かいたい感じ。
竹輪を2本も注文したわけではなく、もともと2本のちく天うどん。

ここから大奮発。ある日の土曜日、「うなぎが食べたいね」と妻と舌が一致したので近所のうなぎ屋へ歩いて行ってきました。その名も「愛甲うなぎ」(あぁ、ロッテの愛甲をよくパワプロで使ってたなとしみじみ)。何を隠そう宮崎はうなぎの養殖が盛んらしいのだ。
土曜日の夜なのに空いてました。カウンターにお接待らしいサラリーマンが数人のみ。我々は奥の座敷で一杯飲みって感じの注文を。まず肝焼きを一口食べて確信。「ここはうまい!!」と。その後安心してお重などなど頼みました。もちろん瓶ビールで。
この部屋、家感がすごくて長居しちゃいます。
お重が特注ぽくて名前入り。しかも素材がなにやらわからん少し重ためのもの。「え、石?」と思ったぐらい。そゆとこ、こだわりを感じていいです。
うまき、少し甘目。
肴に最高!!!!肝焼き。ビール泥棒。

うなぎ流れで、おそらく延岡で1.2を争うオーセンティックなバー「マイスター」へ。ここはかつて2年前、研修時に訪れたところ。再訪です。今回、初めてじっくり内装やメニューを見ましたがそれはそれは...ナイスバーでした...。カジュアル目なバーが多い延岡において、がつんとした本気(マジ)バーをお好みの方はこちらへ。
 美しすぎる26面体の氷。氷を通した奥に「Baccarat」の文字が...。この氷持って帰りたい...笑 ラフロイグ、マッカラン、スタウトとシャンパンのカクテルなどを呑む飲む。
 

2016/02/02

てげメシspecial -ジャンク (日向市)-

日向市散策時、気になる外観の店を発見。というか店?って感じでしたがすかさずUターンして確認することに。GoogleMAPも確認し、どうやら「ジャンク」という喫茶店であることが発覚。外観は蔦で覆われ、ウッディな看板、そしてワイン樽にネオンの「OPEN」サイン。一発で「モラトリアム喫茶」だと確信し、密かに付けている「行くとこリスト」に書き込む。

後日、妻と昼食がてら入店。店内は2階建ての構造で、席数は結構多い。ログハウス調の店内にはそこそこ人も入って賑わってる。というか、宮崎空港近くの山椒茶屋も同じことが言えるけど、客の老若男女が過ぎる。たとえば大阪で純喫茶なんかに入ってももちろん若い女性なんかいないし、赤子が喚くような家族連れもいない。だけど宮崎は違う。大学生らしき女性2人組とおっさんの2人組が横同士で珈琲を飲んでたりする光景をよく目の当たりにする。これって一体...そんなに行くとこないんかいな...とジャンクもご多分に漏れず老若男女が過ぎてます。まぁ言い換えればそれだけ昔から愛されてる店ってことかも。

ジャンク
日向市日知屋12001-29
TEL:0982-53-4816 
HP

蔦、屋 ※よく見たらミラーボールまであるやないか。
港の見える席に座り、「梅ピラフ&から揚げ」と食後の「コーヒー」を注文。店員の女性は何だか忙しそうだ。せかせかしてる。ご飯が運ばれてくる間に店内を物色。。雑誌新聞がぱらっと置いてあるところなんかは純喫茶に近い。「クウネル」と「オレンジページ」と「週刊文春」。ふむ、受け皿がすごく広そうだ。
良い雰囲気の店内、ライトがこんもりしててかわいいです。
ご飯がせかせかと運ばれてきた。 いや、しかしこれはめちゃめちゃうまそう...。スープ付。個人的な感想だけど宮崎の人ってから揚げ揚げるの上手い気がする...やっぱり鶏肉には貪欲なのか...。というか鶏肉にだけ尋常じゃなく貪欲なのかも...
他のも食べてみたくなるおいしさ。
ペロリと平らげ、珈琲を嗜む。ゆっくりもできるしご飯もおいしいのでここはなかなか良いお店だと思う。但し、残念ながら立地が駅でも繁華街でもない普通の幹線道路の一画にぽつんとあるので所謂純喫茶の流れはなく、郊外のこだわりのお店って感じ。しかし、休日にわざわざ車を走らせ珈琲飲みに行きたいお店です。

2016/02/01

気になるてげ店 -アンティーク 風鈴 (日向市)-

日向市にはちゃんとした古道具、アンティーク屋さんが存在します。これまたぶらぶらと車を走らせてた時に見つけました、その名も「風鈴」。渋すぎ...笑 最初看板を見たときは「アンティークの風鈴屋さん」かなと思って素通りしたぐらい、絶妙にハズしたネーミングセンス。店主が風鈴好きなんでしょうか、それは誰も知りません。

入口から既に良い雰囲気むんむんの感じ。雑多な古道具屋好きの私としては大好物の外観。しかも「置いてるだけやで」って感じで何気なく置かれたものの配置センスもGood!(何様!?笑)で店主はなかなかの強者と見た。

アンティーク 風鈴
日向市亀崎東4-24 ※営業時間など不明
和物が多いですが、ガラスなんかは舶来のものもあり
小物ばっかりですが、行ったら必ずなんかこうてますわ
こういうオリエンタルなものもあり。
残念ながら延岡にはこういうお店はないので、非常に気に入ってます。宮崎市にも同じ店名の店があり、そこも行きましたら品数的には日向の方が多いかな。いずれにしても県北で古い物を買うなら今はこの店がザ・ベストかも。

気になるてげ店 -グリーンプラザゴトウ (日向市)-

延岡市の南にある「日向市(ひゅうがし」。延岡よりも人口は少ないですが、その「ひゅうが」という響きと「日向」という漢字にずっと心惹かれていました。そして、延岡に1年住んでみて感じたことを単刀直入に言うと、「日向市はイケてそうだ」ということ。無論、無印があるわけでもないしIDEEがあるわけでもありません。あるのは国道10号線と巨大港と僅かなスーパー程度。イケ部分は所謂喫茶店や古い店や自分のアンテナにひっかかる場所のこと。少しずつではあるけどそんな日向市に進出してます。

ある日の土曜日、日向市の気になっていた植物屋に行ってきました。外観だけでは正直つかめない店だったけど、妻の直感で「ここええかも」とずっと行きたかった店。店の外には小さな、そして普通の花が並ぶ。「え?これほんまにイケてる?」と思って店内に足を踏み入れたとき、日向のイケ部分を感じました。延岡では見たことないような多肉植物、エアプランツ、かわいい鉢がずらーーーっと並んでます。さらにさらに、実験中なのか交配中なのか不思議な、そして見たことない「非売品」と掲げられた多肉の実験室的な一画も...。「こ、これは筋金かも...」と思い店内を物色。
云々と家に合いそうな植物をチョイスし、いくつか持って帰ってきました。店員の方に値段を聞いても「んん~わからんけど〇〇円ぐらいかな?」とだいぶざっくりした答えが返ってきて好感度UP。

グリーンプラザゴトウ
〒883-0021  宮崎県 日向市 財光寺 977-1
TEL:0982-54-8979 営業時間:9:00~19:00 HP

ある意味、この外観で「イケてる!!」って思えた妻に驚く。
エアプランツコーナー
噂の不思議交配非売品コーナー① ここ気になる~
非売品コーナー② 気になる木、大杉
買ってはないけど買うか迷った奴
見せ方が...正解なんかなこれ...
巨大コウモリラン。大阪のdieciにも吊ってます、おされで高いとです。これのミニ版購入。でもよく見たらキャベツみたい...笑
以上、とにかく希少性の高い植物がたくさん置いてました。植物を買う時に大事なポイントの鉢もなかなか洒落てます。そしてそこそこ安い...。 しかし、気に入って購入した鉢入り多肉を持って帰って家で見たらその鉢がまるで「う〇こ」のようだったという残念な失敗もありましたが、安かったので良しとしましょう...。いや、もちろん「う〇こ」ではないんだけども...

ちなみに、変な植物屋ってことでは地元奈良県のGREEN PEOPLE風草木にはたまに行って目の保養をしてました。あと、うまいな~って思いながら叢のHPなんかも良くみてます。緑は良いよね~