2016/03/27

てげメシarchive23

「2016体質改善!」を合言葉に今日から健康志向で生活します宣言。言い訳がましいですが外食したらたらふく食って、濃い味のもんが好きでって言ったら太るのも無理ありません。いよいよお腹が厳しいかも...?となってきたので将来の健康&自己管理の一つとして体質改善月間スタートですー。

「焼き鳥が食べたい」と近所にあるいい雰囲気で値段も安い焼き鳥屋さんに行きました、、、が満員で入れず...。ってことで第二候補のお蕎麦屋さんへ入店。蕎麦は10割、お酒は純米日本酒でおいしく頂きました。雰囲気も良いのでまた来たいです。
きた林
会社の人と行きました。照明が暗めで会合向き?メニュー数は少ないですが、一品一品に想いを感じました...。鶏メイン!
串焼れん
妻が大阪に帰っていたある夜。飲みに行きたくなって扉を開きました。延岡駅近くの居酒屋「樽」。大阪時代に家の近所でよく行ってた居酒屋が「蔵」だったので屋号が似ていてなんとなく懐かしくなって...笑
飲み喰い処 樽
女将さんが一人で切り盛りしています。
日南採れの初カツオ。美味すぎます、臭みゼロ
スペアリブ、塩味が効いてて焼酎が進みます。
 
 
妻を迎えに宮崎空港まで行った帰りはいつもの山椒茶屋でうどん。相変わらずの美味しさ...うどんもおいしいけどとにかくおにぎりがうますぎる...。帰りは自社農場で採れたほうれんそうとレタスを購入。

2016/03/26

のべおかーずと行く宮崎観光(2日目/美郷町・日南)

2日目も朝から活動、朝食はしらすご飯。昨晩たらふく食べたにもかかわらず食べれる自分に驚く。しかし九州のご飯は味が濃いね~。元来濃い味好きなもんで赴任して暫くは良かったけど最近ボディーブローのように効いてきた...。関西の薄味、求ム!
しらすご飯は我が家で一大ブームを巻き起こした代物。道の駅で購入したこれが美味すぎたために客人にも振る舞おう、という魂胆。そして相変わらずの美味しさ。残念ながら冷凍しすぎたためか「ふわっ」と感は損なわれていたけどそれでもおいしいのだ。
身支度を済ませ、オープンと同時に産地直売所 ふるさと市場へ。客人のご主人は飲食店を経営しているのでフレッシュ野菜などをお土産にする予定。そう、もう「延岡に行ってきました」クッキーなんかはいらないのです。沖縄に行った時も外国に行った時もお土産物屋さんより地元スーパーに行って変わった調味料とかお菓子とかそんなのを物色する方が圧倒的におもしろい。野菜とか諸々購入。しかし、朝一ふるさと市場の混雑っぷりには驚いた...。いつもは閉店間際やお昼間に行くから人もまばらだったけど、いるわいるわ老男女が!魚もたくさんあって活気もある。やはり市場はこうでなくっちゃね。
その後、車をびゅーーんと山方面へ走らせ美郷町へ向かう。「宮崎にもおされな場所があるんですよ」と自慢も込めたランチ場所、ナポリピザのお店「OttO OttO(オットーオットー)」へ。車窓から見える景色は相変わらず長閑で心地いい、美郷町はいい町。オープン10分ほど前に到着し、少し近所を散策。(関西と比較するときついが)日差しも柔らかく、すでに春の陽気。名前の知らない紫の小さな花畑や無人販売のきんかんを購入したりしばしまどろみ散歩、井上陽水が頭をぐるぐる。
太陽の心地良さ~
いつ来ても、良い。
まだ少し胃の中をしらすが泳いでいたのでピザは3種類。食べてみてびっくり、ぺろりといけました。
テイクアウトでジェラートも頼み裏のベンチに座って食べる。各々自由な時間。ストレスって何?って感じ笑 ストレスを感じないときに、普段如何にストレスを感じているかを思い出す不思議な感覚。比較したら歴然。
その後、また車をびゅーーんと走らせ一気に南下。目指すは日南「鵜戸神宮」、約2時間半のロングドライブ。高速から見える海、太平洋に歓喜の声。清武あたりから見える山の連峰に遥か古代を感じる。青島あたりから日南へはずっと海岸沿いの道。連なる鬼の洗濯岩、確かに確かに不思議な岩群、奇岩だ。
車は多いが渋滞はしない、ずーーっと止まることなく快走が続く。海水も綺麗で透明度高い。鬼の洗濯岩と透明度高い水。さぞ汚れもとれるだろう。途中、友人が「停めてっ!」と一声、「浜辺に降りたい」というので車を駐車し3人で浜辺に降りてみる。降りたら入るしかないと靴を脱ぎ棄てぱしゃパシャと水遊び、思ったより冷たくて目が覚めた。そうか、まだ3月やったな...笑
巨大なまりもみたいなんがめちゃ打ち上げられてた。
鵜戸神宮の駐車場で若干足止めを食らったものの無事到着し、お参り。さすが観光名所だけあって人も多く外国人らしき人もぱらぱら。お土産物屋は相変わらずの昭和タイムスリップ、いつまでも沖で停泊してる船みたいなお店。寄港したら平成なってもーてた的な。
鵜戸神宮から見える太平洋。妙に青い。
奇岩の洞窟内にある社。
お乳水。飲む勇気は3人ともなかった。
運玉を投げる人々。遠景。
不覚にも初「肉巻きおにぎり」。
来た道を逆戻りして青島へ。帰りは若干混んでたものの予定通りの時刻に到着。今日はいつもより海面が高い。いつものコーミング場所もほとんど海に浸かってる。青島は別名「熱帯雨林神社(勝手に)」。変わった木々の間を抜け、最深部へ向かう。
サテツ?なのかな。この木の幹はさながら象の足か鼻のようなテクスチャ。
「♡マーク」を砂に描くも波にさらわれる、の図。もはやここも昭和タイムスリップ状態。

何がうれしいって青島は空港まで20分ほどで行けること。早めに空港へ着き、晩御飯を食べる。予想の2倍の量で出てきたご飯は自分の分を食べることで精いっぱい...お店で「この器、底上げしてや...」と思ったのは初めてかも...。しらすで始まりしらすで終わった旅。
ごちそうさまでした。
友人とともに妻も大阪へしばしの帰郷。ひとりさみしく帰延岡しました。のべおかーずの旅、笑顔の絶えない良い旅でした。

2016/03/22

のべおかーずと行く宮崎観光(1日目/高千穂)

またまた妻の友人が遠路はるばる延岡まで一人で来てくれました、今回は宮崎空港から延岡駅まで電車で。真っ黒い車体の「にちりん」から降車し、改札を抜け一言「とおっ!!」と友人。さすが陸の孤島延岡。海援隊好きではないけど「思えば遠くに来たもんだ」と嫌でも感じさせるパワーはさすが。これこそ旅の始まり、金曜日の夜。
さくっと船倉界隈や工場地帯を案内する。しかし、日頃の予習の成果(飲み歩き)か街の情報がスラスラ出てくる。改めて工都に住んでるんやなーと実感、普通こんな煙突とかないもんな。
その日は自宅で軽くお喋りし、翌日に備えて早めの就寝。
翌日はてげ早起きして一路高千穂へ。朝食に妻が出してくれた野菜の美味しさに皆感動。やはり食べ物、素材の新鮮さは抜群な宮崎。
雲行きが怪しいが、まずは高千穂峡のボート乗り場へ。さすが早朝だけあって空いてる、15分待ち。そういえば車を駐車するときおばさんがじーーーっと我々の車を見ていて「え?知り合い?」と思ってたら「奈良から来たんですか?」とおばさん。どうやら車のナンバーが「奈良」だったので気になって声を掛けてきたらしい。聞くとその人は「大和高田市」在住らしく、フェリーで今日着いたらしい。なんて偶然!!さすがに高千穂で同郷の人と会うとは思わんかった。おばさんご家族、良い宮崎旅を。
ボートに3人で乗り込みいざ出発!しかし相変わらずの操縦しにくさ...加えてボート同士の往来が困難なぐらいの狭さ&滝に打たれるかもしれない危険!いろいろ気使いすぎて笑顔がひきつる。これ、ボートの漕ぎ手はご褒美が欲しい...笑 飴とかでいいから...
とはいえ、素晴らしい景観。自然の雄大さ&岩の奇形さ。
鴨もボートについてくる。しかし残念ながらエサはないのだ。
滝に打たれることなく無事終了。ご褒美はもらえなかったが面目は保ったので良しとしよう。その後、車を少し走らせ天岩戸神社へ。すでにパワースポットとして有名らしいが初めて向かう。
入り口、やはり鳥居の感じも関西とは一線を画する。こっちのはシンプル。
凄まじいヒノキ?の香り漂う境内。どっかでアロマでも焚いてるとしか思えない香りっぷり。
神殿横にある神楽を舞う場所。さすが、装飾がいつもの2倍は多い気がする。
境内の苔生す灯篭。サイズ、形に妙な親近感を覚える。頭から植物寄生中。
境内を抜け、いよいよパワースポットの最深部、天安河原へ。そもそもの云われはこのサイトをご参照。とにかく太陽やら闇やら、神様やらと壮大すぎるお話なのです。神話とはいえ実によく考えられてるなと感心します。簡単に言うと「光の神様がこの場所に隠れた」ということらしい。舗装された道を抜け、道は徐々に狭く、そしてけもの道になります。「光の神様もこの道を...」なんてくだらない話でも盛り上げる3人、もはや学生の旅みたい。さらに川沿いを崖伝いに歩くこと約15分ほど、目の前に現れるのは漆黒の洞窟。決して奥深い洞窟ではなくぽっかりとあいた洞のようなもの。しかしその異様さは確かに目を見張ります。しかも何でか小石が誰かの手によって延々と積まれている...その数が半端なくて恐ろしい...!若干の怖さも感じつつ中へ。
隠れる、にしては若干ツメが甘いような気もするが...
この木の鳥居、わびさびを感じます。
目から耳から、五感を開放した後は食事、ということで「がまだせ市場」の高千穂牛が食べられるレストランへ。しかし宮崎は野菜もうまいが畜産も素晴らしい。友人が「日本の食は宮崎が支えている」的なことを言ってたがまさにその通りかもしれない。なのに謙虚な人が多い県民性...人良すぎ...。
高千穂がまだせ市場
宮崎県西臼杵郡高千穂町大字三田井1099-1
0982-72-5002 
撮影しなかったが、この牛の隣でおじさんの弾き語りライブ演ってました。心が折れそうな雰囲気でしたがしっかり歌い上げてました...おじさんから見たらちょうど牛のお尻が見える恰好に。
ロースコースを注文。牛肉もそうだけど3人とも白米の美味しさに驚愕...。え...ご飯もおいしいの...!?宮崎の農業レベル恐るべし。もちろんおかわりしておいしく頂きました。
併設してる道の駅的なとこで気になるポスター発見。大喜利できそう。
食事のあとは「あまてらす鉄道」!の前に、少し時間があったので国見ケ丘展望台へ。高千穂峡からは車で15分ほど。少しさびれた感じは否めないが、山の茶屋もあっていい雰囲気。しかも何より景色がいい!あいにくの天気だったが写真を撮ったりしてしばしゆっくり。写真に写る3人が底抜けに楽しそうな笑顔だったので、実際のテンションとのギャップにおかしさがこみ上げる。茶屋でシイタケ茶(もはや出汁)を頂き、あまてらす鉄道へ向かう。2度目の乗車だけど、これは毎回ほんとに楽しい。ちょっとしたスリルとなんとも言えない廃線の醸し出す哀愁、そして何より絶景...。おじさんのマイクパフォーマンスも相まって思い出に残ること必至。しかも!前回よりも微妙ながらパフォーマンスがパワーアップしてた...気になる方はぜひご乗車を。横のおじさんが懐かしい「写るんです」を持っててなんだか哀愁が増しました。
トンネル内でも忘れないサービス精神
今日はかつて走っていた電車が展示されていた。中身もほぼそのまま!さらに電車の下にもぐれたり、かつての高千穂鉄道の写真が見れる簡易展示室があったりと盛りだくさん!!運転手ごっこなんかもできます。
前後しますが国見ケ丘展望台。やたらとベンチが多い。
まさに早起きは三文の...とはよく言ったもので、まだ15時過ぎ。少し小腹が空いたのでカフェ「千人の蔵」へと向かう。石でできた蔵を利用したカフェ。店内は自然光こそ入ってこないもののなんとも落ち着いた雰囲気。カフェだけのつもりがついついおにぎりを注文...。
むすびカフェ 『千人の蔵』
宮崎県西臼杵郡高千穂町大字岩戸五ヶ村92−2
0982-74-8080 
独特な雰囲気...。不思議と冷たい石の感じはしない。
一瞬でなくなりました。うますぎ。
ほんとに石。
その後、カフェのすぐ上にある温泉へ向かう。地元の人が多そうな雰囲気だけど人も少なくてゆっくり浸かれる。あぁ...極楽...笑 しかし地元のおじさん同士の会話は相変わらず全く聞き取れず。難解すぎる方言。
ひとっ風呂のあとは延岡まで戻り、船倉の「網基」で延岡郷土料理の「めひかり」「あげみ」「チキン南蛮」「お刺身」を食し1日目終了。何が良かったって、そりゃあ早起きに決まってます。

2016/03/21

海有り県の特権

延岡市と日向市の間には「門川町」という東臼杵郡に属する町がある。Wikiを見ると延岡日向のベッドタウンとして認識されているらしいが、東臼杵郡は椎葉村や諸塚村、美郷町など気になる町がたくさんあるところ。じっくり散策したら楽しそうだけど今回は漁港だけお邪魔しました。というのも、そもそもの目的地は「道の駅ほそしま」の海鮮丼だったので...
まずは目的の海鮮丼。道の駅に併設しているお店で提供されている。お店は繁盛していて少し並ぶぐらい。ご近所の人々も来てそうな感じだったのでやはりおいしいのかもと期待大。カツオもとれるらしく「おすすめの品」としてカツオが書いてあったが諸々入った「漁師海鮮丼」を注文。運ばれてきた内容をみて驚いたのは、あら汁の量が半端ないこと...。これはもはや「あら汁定食」と言っても過言ではない...笑 でも、このあら汁っていつももーちょい欲しい!ってなるからすごくうれしい。もちろん魚は新鮮でおいしかったです。あー海近いってええなぁ。

海の駅ほそしま
宮崎県日向市細島769-4
0982-52-0771 
ほぼ あら汁定食。
その後、延岡へ少し戻る形で門川漁港へ。門川はなんと「鱧(はも)」が有名。もちろん食べるところもある。とはいえ鱧は職人技術がいると散々NHKのドキュメントとかで言われているので職人が門川にいるのか不安ではある...。
プラス、門川含めこの界隈は「ちりめん(しらす)」が有名。1食2人分で釜揚げしらすが250円で売ってたりする。もちろん御多分に漏れず門川漁港もちりめんがよく水揚げされてそう。
門川漁港全景
門川漁港、水揚げ場全景
この箱、干からびたチリメンがびっしりとくっ付いてました。白飯と醤油持参で食べ歩きたい...笑

おまけ。
日向の海岸付近でミナ貝を採る人々。海沿いに住んでたら食費いらんな。

てげ古物 -archive7-

延岡に一人でいて「今日暇やな」と思ったときは迷わず車を走らせます。北上するときは「竹田市」で南下するときは「日向市」を目指します。もちろん各々お目当ての店があるわけですが、結局は人と話したいから行くのかなって感じ。それもしょーーもないどうでもいいような話をしにいくようなもの。心では「絶対嘘やろ!?」とか思いながら大げさに感心してみたり、等々。その昔々、蚤の市や骨董市に行くと値段ついてない商品が多いから毎回毎回値段交渉するの面倒くさいなと思ってたけど今ならそうは思わないかも。

「なんぼですか?(延岡では一応「いくらですか?」と聞くけど)」→
「それはね~、結構古いからな~、●●円やな」→
「もーちょい安なりません?」

的な会話をようやく楽しめる年になってきたのかも。
もちろん、元来交渉は苦手な方なので楽しめるのは「古道具」ジャンルに限られますが笑

今回は少しPOPなものを。こんなんも買うんやで!という感じ。そこまで古いものではないですし、現行品に近いですが気になって購入したもの。
「アジアの手描き裸婦布」
古道具屋の壁にかけてあるのを見つけ、気になって外してもらったのが最後、なんとも気になる絵に心惹かれ購入しました。染ではなく絵の具のようなもので手描きされています。大量生産品ではないと思います。
「アイヌ文様のハッピ」
これは...全く古いものではありません...ただただアイヌ文様の品が欲しくて購入しました。襟にはでかでかと「北海道」と書かれているので物産展的なイベント時にでも使われていたのでは?その昔、アイヌ文化の展示会が京都で行われていて見に行ったことを思い出します。元々は文様のデザイン性の高さに興味を持ち、それが魔よけの意味があると知り、音楽ではこれまたデザイン性に惹かれ「OKI DUB AINU BAND」の曲を聴いたりしていたのでアイヌ柄は念願叶ってようやくです。こんなハッピですが笑
背中だけ見ると、重厚感もあります。