2016/04/17

てげメシarchive25

相も変わらず「味濃いなぁ」とか思いながら黙々と食べ歩いてます。しかしこの1週間はなかなかの収穫あり、つまりは「この先何度か足を運ぶことになりそうな店」を発見したということ。リピートしたい雰囲気の良い渋いお店がいくつかありました。今までの経験上、延岡で渋めで良い雰囲気のお店を発見した時に懸念されるのは2点、「衛生面(すえたにおいがしたりする、など)」と「閉店(看板だけ残ってる)」の可能性。今回のお店はその2点をクリアしたGood店です。

正ちゃん
〒882-0055  宮崎県延岡市山下町3-8-20
0982-34-6578 
暖簾の色がGood!店前のメニュー6品がおすすめと見た!店内は10人も入らないぐらいの狭さだが、昼間からビール瓶を傾けるおじさんが居たりと良い雰囲気。おかみさんが切り盛りする良いお店。リピート決定!笑
わーわーわー、猫の写真にスズメバチの巣に生花にーー!モラトリアム店内
綺麗なメニュー(の字)
からあげ定食。普通のことですが、熱々のご飯に揚げたてから揚げ。めちゃ旨。

朝日屋
〒882-0031 宮崎県延岡市中川原町3丁目6-2
0982-34-6541 
佇まいは喫茶店風。しかしこの上に巨大な「朝日屋」と書かれた看板が...。レーヨン通りにあり、気になるお店群の一角にあります。なぜかずーーーっとクリーニング屋やと思ってた...。
チキン南蛮定食、久しぶりに。ここ最近避けてましたが注文してよかったおいしさ。

鍋焼きうどん ゝ月(ちょんげつ)
〒882-0843 宮崎県延岡市永池町1丁目1−1
 0982-32-3439 
 
「ゝ」で「ちょん」と読みます。ランチで行きました。メニューは鍋焼きうどんしかないという潔さ。しかし、鍋焼きうどんだけで勝負するとは...なかなかの勝負師...笑 おせっかいやけど利益とれてるんかな...
昔ながら、だがめちゃめちゃ清潔感のある店内
こじんまりとした鍋に、素朴な具

ルアンマイ宮崎県延岡市伊形町5221-4
電話/ 0982-37-3449 
一軒家、にしても場所わかりにくすぎ...笑 どうやら近々大分の別府市に移転するらしく、最後に行ってみよう!ということで向かいました。店主のおじさんがお喋りでいろいろ話してくれましたが途中までタイ人だと思って話してました、失敬!
タイの雑貨など多数。完全予約制。
トムヤムクン。この美味しさは...大人にならんとわからんなぁ

うどんのはりまや
宮崎県延岡市川原崎町(岸上商店前(魚市場前)) 
このお店、なんと朝の3時4時から営業していて主に目の前にある魚市場の方向けに営業してるよう。昔はバスを改装した店内だったらしく、その時に行きたかったなと思いを馳せる。

オッショイ
 〒882-0822 宮崎県延岡市南町1丁目1−7 旭ビル
0982-31-4200 
〆で行きました。深夜からラーメン屋に変わるらしく、味は長浜らーめんのような感じでおいしかったです。これは桝元に次ぐ〆らーめんになるかも。

よるの街・昼のまつり

さすがに今更新発見はありませんが、深く深く散策していくことで再発見もあります。「思えば遠くへ来たもんだ」ならぬ「思えば深いところへ来たもんだ」的な感じ。数日前、夜のランニングに出かけたときに気になった風景と、先日少しだけ寄ったお祭りの風景。
黄色いライトが雰囲気を倍増させます
寄らへん?的なこと?
駅前にある「littleweatherking」というライブハウス。
もちろん、もうやってません。
スナック!スナック!スナック!!!
妖怪壁
東心斎橋的 雑居ビル
城山のお花見へ。1つの露店で3つぐらいの食べ物売ってた。
おじさんは光の中へ
昼のおまつり、今山大師祭へ。右手にアイドル和尚。
見たまんま、大きい弘法大師。
「頼むわ、買うて!」って土下座するアサヒガニ。目がやらしい。

フジロックと道具 -1.バックパック-

やはり延岡も揺れました、震度5弱...。人生で一番の地震経験でその後暫く寝れませんでした。金曜日の深夜1時半ごろ、うとうとし出したぐらいで微かな記憶しか残っていませんが立てかけてあった鏡がまず倒れ、その後アフリカの置物や本棚上の物がバタンバタンと倒れ、呆然とするしかなかった...後から確認したら本棚の固定具が外れていてすごい揺れたことを実感しました。水道ガス電気が無事だったことが何よりで、今の状況をテレビで確認できたので安心しました。深夜2時前からいそいそとバックパックに寝袋とか水とか詰めて次地震が来たときはすぐに避難できるよう準備。しかし、いつでも準備しとかないとだめですね。明日は我が身、備えあれば憂いなし。後悔しないように今やるべきことを(ちなみに前日の地震(前震)の際は不謹慎にも呑んでました...猛省)。東日本大震災の後にWEBで見つけた災害Wiki「OLIVE」なるもの、ご参考までに。

ところで深夜2時に詰め込んだバックパック、実は最近新調した物。用途はフジロック用で75Lの容量。こんな巨大なリュックを持ってる人なんてバックパッカーかキャンプ好きかモノ好きかフジロッカーぐらいしかいないんじゃないかな。なぜ新調したかは単純、「新しいものが欲しかったから(笑)」以前使用していたものも良かったけど肩に感じる重さに苦労してたのと、もう購入してから10年近く経ってたから思い切って買えました。地震では活躍してほしくないけど、フジロックでは大いに活躍しておくれ。

GREGORY BALTORO75(グレゴリー バルトロ75)
謳い文句が「1週間の物語が、バルトロ75(BALTORO75)によってさらに素晴らしいものになります。」という何とも期待感を煽るコピー。WEBマガジン「houyhnhnm」でもテンション上がる特集ページがあります

そして、これが今まで使用してたバックパック「THE NORTH FACE Extreme80」。しかこれ、とある古着屋で購入したものでWEB上でいくら探しても全く同じものは出てきません...笑 どうやら海外サイトでは紹介されているようなので日本未発売??とか良いように解釈しながら10年使ってきました。この商品、古着故におもしろいことが...。あるポケットからマレーシアやシンガポールのお札や硬貨が出てきたのです!しかも海外で遭難した時用?なのか名前の書かれた財布も...。きっと前の持ち主はバックパッカーだったんだろうなぁ...とか思いを馳せました。また次の人の手に渡ることになりますが、良い旅のお供になってほしいもんです。今までありがとう!
THE NORTH FACE EXTREME80

2016/04/03

てげメシarchive24

ここ最近、延岡でどんよりした(失礼)外食生活を送ってましたが雲の切れ間から2つの光が差し込んできました...。少しの間、光合成できそうですわ、ありがたや。

平日ど真ん中の火曜日、突然妻から電話で「今晩、〇〇さん(妻の仕事お仲間)とご飯行くけど来る?」とのお誘い。思ってもみなかった事態に心躍る私、仕事も早々に切り上げて山下新天街のちゃんこ屋「松恵」へ自転車を走らせる。ほぼシャッター街の山下新天街(商店街)には気になる店がいくつかあり、その一つが「ちゃんこ松恵」。現在の2代目店主のお子さんが「琴恵光(ことえこう)」というイケメン力士でさらに初代店主も力士で引退後にちゃんこ屋を始めたのが現在のお店とのこと(店主のお話+一部Wiki参照)。今回鍋を囲むのは5人、しかしさすがはちゃんこ鍋、そのボリュームは見た目でも凄まじい...。鉄の巨大鍋に盛られる野菜、肉、ホルモン、お揚げ等々とにかく食材のるつぼと化した鍋をつつくつつく。味はなんとも言えない具だくさん出汁の効いた味でおいしい!!他にもから揚げ、チキン南蛮、他もろもろを食べた気もするが場の楽しさ故興奮状態だったので記憶うろ覚え...
ちゃんこ 松恵
〒882-0055 宮崎県延岡市山下町2丁目1-9
0982-32-5043 
このサイズ、胃がちぎれかけます。
相撲取りはどうやら食いしん坊やな。

もう一つの光は高級イタリアン「CERCA TROVA(チェルカ トローヴァ)」。「延岡の奇跡」と呼ばれる(ある見知らぬ方の批評)ほどのお店らしい。その佇まい、スタンスは受け取り方によっては近寄りがたい雰囲気すら感じる。店には看板がなく、また写真NG、スマホいじりもNGだという入れ込み様。しかし、やはり重要なのは「店内の雰囲気と料理」ということで妻と行ってきました。
入り口の扉はアンティーク?なのかな、良い風合い。ヴィンテージ自転車とミモザがお出迎え、店内は照明落とし気味で重厚感のあるインテリア、極めてシンプル。先客が居たが凄まじくオシャレしてて一見芸能人かと見間違ったほど笑 白い器に盛られた手の込んだ食事はどれも食材の良さを活かしたものばかりで本当においしかった。妻も「火の入り具合が抜群...(わなわな...)」と唸っていた。グラスで頼んだワインもおいしく、後日ワインセラー完備のリカーショップで同じものを見つけ思わず購入してしまったほど。ここ最近、足りなくて欲していたものがここにはありました。

CERCA TROVA(チェルカ トローヴァ)
※旧店名「TRATTORIA ENZO(トラットリア エンツォ)」
宮崎県延岡市博労町4-14   

てげ場所をゆく -大分県マリンカルチャーセンター(佐伯市蒲江)-

いよいよ暖かくなってきて春本番!?って時にやってくる雨の香り...。一雨ずつ、じっくりじっくり湿気を運んで来て恐ろしいですね。ビバ乾燥!それはそうと、延岡は桜が少ない?と感じるのは私だけでしょうか。関西に居たころは地元は勿論のこと、名所に関わらず堤防沿いや公園、街路樹なんかにもよく桜があった気がするけど延岡は少ない...。というか桜の枝ぶりがよくないのかボリュームに関して明らかな見劣りを感じる、関西のソレと比べて。「いやいや、まだまだこれから!」とか「名所があるよ、きっと!」と自分に言い聞かせ、いつか出会えるのを楽しみにしています。そうこうしてるうちに散りそうやな、桜。

雨降り予想の週末。予報が当たる前にぴゃっと車を走らせ大分県へと向かいます。目的は「海鮮丼」!以前も訪れた海鮮丼スポットの大分県佐伯市蒲江へ。無料高速道路をしゅっと抜け、山々に自生する山桜を見ながら吉野の山を思い出し出し、約1時間で到着。道の駅でもおいしく新鮮な海鮮丼が食べれるということで道の駅かまえ内の「レストラン海鳴り亭」へ。いかにも道の駅!って感じの愛想のない店内ですが、注文した海鮮丼は絶品!やはり素材に関しては群を抜いてる九州東沿岸部!

道の駅かまえ
大分県佐伯市蒲江大字蒲江浦5104-1
9:00~17:30 HP
 
絶品の海鮮丼、まさかこんなにお刺身が好きになるとは...

近所にマンボウが見れる施設があると聞きつけ、気ままな我々は車を走らせる。その施設の名は「大分県マリンカルチャーセンター」。後で知ったがプラネタリウムあり、レストランあり、夏場はプールあり、宿泊ありと所謂「なんでもできますから学校とかの校外学習とかで使ってくださいねセンター」。しかししかし、入り口の雰囲気や施設の外観からは全く想像もつかないみんぱくも驚きの本格的な施設なのでした。入館料240円を支払い素朴で古めかしいお土産コーナーを抜けてまずは海洋科学館と言われる展示センターへ。巨大な伊勢海老がお出迎えしたときは一抹の不安を感じたが、奥へ進んでいくにつれて「おおお!」と唸る展示物がわんさかと目に飛び込んでくるではないか!ほぼ同時に入館してきた小学生の団体が喚き散らしていたにも関わらず全くそれを感じさせない精密で質の高い展示物たち。蒲江に住む人々の暮らし、風俗信仰から海の生物、海辺の生物、そしてなぜか宇宙、空に関してまで森羅万象をカバーする展示物。凄すぎて圧巻。

大分マリンカルチャーセンター
大分県佐伯市蒲江大字竹野浦河内1834-2
0972-42-1311 HP
 
一抹の不安を感じた巨大エビ。まじまじと見せるもの...?笑
その後、すぐに不安が払しょくされた木像
引きで見ると、海流がみえます。
多少のズレはご愛敬
圧巻の展示室、脳の処理がおいつかねーー
下を見ればガラス越しの海中風展示、そして上を見れば...魚群...?笑
染物として、興味ある大漁旗
音声ガイドなど装置は一切動かなかったが...精巧すぎる模型群
船のおしゃれ
妙に、良い顔してる。もう、死んでるんやで?
2階、展示室。収集癖すごいー。
2階から1階を見渡す。そう、壁画も良いんです。
琴線に触れた前掛け
こんな服で大海原へ...泣
2階にはしんかい6500の実物模型が。船内は、それはそれはもう想像を絶する狭さ...笑 こんなんで深海6500mに行ったら気が狂いそう...人の鍛錬ってすごい...。
しんかい6500、全景
大満足の展示室を終えて、一旦外のプールへ。そこにはマンボウがっ!しかもめちゃめちゃ近い!!餌付けできる!すごい数いる!と興奮気味で歩み寄る。聞くと、2月ぐらいから漁にマンボウがかかるらしく、保護して夏前まで飼育してるらしい。なぜ夏場までかって?それは飼ってるプールは夏場、人間様が使うから...笑 マンボウと人間とが同じプールを共有してるところなんて世界でここだけじゃね?プールの底も低いから、大きいマンボウはヒレがぶつかって狭そう。吸い込むようにイカを食べてました。妙なかわいさがあるマンボウ。
見ての通り、フグの仲間らしい。
他にもふれあい水族館(水槽の汚れが気になったが)や、資料館などもあり老若男女楽しめまくる施設でした。いやぁ、この場所は素晴らしい。個人的にはかんなりツボ。帰りはかまえインターパークできびなごと牡蠣を購入し、天ぷらとか南蛮漬けにして白ワインちびちび2時間半のインド映画を鑑賞。やっぱ九州は良いね。