2016/06/27

100 Landscapes of NOBEOKA(6)

最近はメリハリある雨の降り方してます。雨→ピーカン→豪雨とか。今朝も朝はすっごく晴れてたのに昼から急に豪雨になったり...。いろいろ疲れる天気。でもそんな天気だからこそこんな風景が見れるのかも。虹なんて久しぶりに見ました。しかも2本も。
夕焼けイェイ。
W虹

だけじゃない -くしま・にちなん・みやざきし-

タギリホテルを後にし来た道をゆっくり北上します、ほんの束の間のトリップ。串間市市木に後ろ髪ひかれまくり、ほんと良い場所。海岸沿いを走る国道448号線は見どころたっぷり。タギリホテルを後にしてまず出てくるのは器屋「余白」、残念ながらその日はクローズしてました(というか店を見つけれなかった‼)が、青島サンデーマーケットで見たときはなかなかのハイセンスでした。そして「cafe10」。ここもロケーション抜群‼ まさにLife is Good。なかなか歩みを前に進ませてくれない串間市...恐るべし...
海に向かって座るカウンターは特等席。
そして今や旅と言えばいろいろな意味で欠かせない道の駅!串間市から日南市に入ってすぐの所に「道の駅なんごう」があります。その日はジャカランダ祭りが盛大に開催中。凄まじい人数のおじいさんおばあさんが所狭しとひしめき合います。お土産物屋なんてもう!それはもう凄いんだから...なんとなくジョンレノンの「power to the people」を思い出しました。それはそうとジャカランダって何!?って見てたら熱帯系の植物らしい。わざわざバスで乗り付けてくるぐらい有名なんだろうか...。
道の駅に着いた途端急に晴れだしてすごい湿度に。おじいさんおばあさん熱中症心配。
さらに北上すると線路が見えてきます。風光明媚かつダイナミックな線路。JR九州の日南線は海に山とに自然いっぱいのところをどうやら走るようです。途中のトンネルがかわいすぎて「あそこを電車が通るなんてかわいすぎるー!」と車内大盛り上がり。笑い絶えません。
途中、「大堂津駅」という激渋駅舎に立ち寄り即席撮影タイム。関西の雑誌、京阪神エルマガ社「SAVVY(サヴィ)」的ポーズで激写します。極めて良いフォトジェニックスポットである。
今見たら瓦の端っこがミドリーー!笑
もちろん無人駅。落書きは全国共通。青春時代
 これは...たまらん字体...。「Ō」なんてもう国宝級...
右に行くも左に行くもあなたの自由。
左奥に巨大な貝が見えます。
そんなこんなな旅路を終え、無事空港へ到着。束の間のトリップは終了。いやー、思ってたより日南、串間は良かった。ありがとう、(義)妹よ。
いつもならロードサイドのうどん屋に行って帰るところが余韻さめやらぬ我々はそのまま少し宮崎市内をぶらり。古着屋なんかをうろうろしながら新しい店も発見したりして、喫茶店でお茶なんかも飲んだりなんかして、古本屋で昔のぼろーーいデザイン本なんか購入したりして延岡に帰ったのでした。良い週末、良い気分、森高千里。
古着屋ではなく、古道具屋になってた。同じ屋号のままで。
Tanpoly Vintage (タンポリービンテージ) HP
ヨーロッパヴィンテージ系(そんなんあるの?)喫茶店。詩季

2016/06/22

てげ場所をゆく -TAGIRI HOTEL(宮崎県・串間市市木)-

宮崎市から車で1時間半南下すると、懐かしいような新鮮なような不思議な場所に辿り着きました。その名は「TAGIRI HOTEL(タギリホテル)」。既に宮崎ではTVで紹介されてたりブログで紹介されてたりと密かな期待とドキドキを県民に与えていた場所なんですが、先日の「BRUTUS」で紹介されたのをきっかけに一気に全国区になったと思っています(勝手にですが)。
たまたま妻の妹が初めて宮崎へ遊びに来てくれた関係もあり、少し足を延ばして行ってきました。それも大雨の中...笑
場所は宮崎県串間市市木。芋を洗うサルが生息する場所で有名な幸島(こうじま)の目の前にあります。この幸島、何を隠そう私の愛読漫画であった吉田戦車の「ぷりぷり県」という素晴らしくくだらない漫画で描かれていたので前知識はそこそこあります。ちなみに一部抜粋すると

「こうじま……幸島!そ、それだ!猿が洗った芋!海水の味と生さつま芋の甘さ、歯ごたえ……お金がなくておなかがすいて、父と島に渡って猿と闘って盗んだ……あの生芋だわ!!(人気演歌歌手 ハデ美)」

ってな感じ。
宮崎市からは日南海岸線をひたすら南下。昨年行った懐かしい油津も越え、しばらくすると道も険しくなり、また岸壁にそびえる山々も険しく、霧を帯びてきます。同時に美しいブルーの海と白い砂浜も見え、そこにかかる鉄橋には日南線の電車(汽車か?)が1時間に(たぶん)1本ぐらいのペースで運行される。とにかくロケーションは素晴らしいんです。
そして現れるTAGIRI HOTEL、宿泊開始のグランドオープン前日に伺ったのでなんだかバタバタされていましたが雰囲気、音楽、景色、食事などなど本当にどこを切り取っても素晴らしすぎる場所でした。もう、とにかく実感しないとわからないので行ってください笑 という感じ。

TAGIRI HOTEL
889-3311 宮崎県串間市市木152 TEL 0987-77-0238 HP
 
正面より。さすが南国、お花も本州ではあまり見ないスタイル。
ホテル側から見える景色。君の心にでも続いてるんだろうか...
パスタ。自家製ソーセージがおいしすぎました。
 souvenirショップ。整然とした中にこだわりが...。

食事と散策を終え、いよいよ温泉へ。かつて「たぎり荘」だったときからこの温泉は今も現役。おそらく幸島へ来る研究者やサーファーの方たちの疲れを癒してたんだろう...今日の疲れは運転疲れぐらいだけどありがたく頂戴します。
温泉入り口はレトロな電球と看板がお出迎え。
 温泉入り口。
洞窟のような温泉。塩分たっぷりで肌つるつる笑

温泉後はしばしゆったりタイム。椅子に腰かけて冷水を頂く。ほんとに幸せな時間。そして元気が出る場所だなと実感しました。都会からすると辺鄙な場所だからこそ価値があるのかも。非日常をたっぷり吸いこんで、また明日から頑張ろう!って思える場所。少し足を延ばせば幸島散策もできるし街灯もほぼないので夜は星が良く見えそう。次回は宿泊してバーでお酒飲んでってしたい。激しく切望します。
 
サルの幸島。意外と断崖絶壁。おじさんの渡し船で3000円だとか。
勝手に島に渡るのをなのか、窃盗なのか、とにかく見ている。

串間市市木は宮崎に越してきたときから移住者の人からも口々に「良いよ!」とは聞いていたけど来てみて「確かに!」と思える場所でした。近所には陶器作家さんのお店(骨董もある)やカフェもあるので天気のいい日にふら~っと来てみよう。そして力を滾らせ帰ります。延岡へ笑

2016/06/21

てげ漂着物 -archive3-

ここ最近、またもやビーチコーミングを復活させておりまして...いろいろ拾い集めているわけでありますが...鉱物やら鉱石のようなすんばらしい物や角がとれて丸みを帯びた角材、はたまた陶器のかけらなど実は非常に優秀な拾果(ジュウカ)が出ております。ゆくゆく紹介していくとしても今回は少し変わったモノを。青島付近でまたも発見した海藻?サンゴ?それとも木?のような不思議な枝ぶりの物体。どなたか現代アーティストの作品かもしれないその漂着物は、貝と海藻にまみれた状態でワタクシによって発見されました。
未だに何かわからないモノ...。だれか情報を...笑

一見、既出の「海団扇(ウミウチワ)」の様ではありますが...
結構しっかりした枝ぶり。やっぱ木なん!?
もう、質感的には古代エジプトのミイラの装い。。

鉱物やらは次回に。
コーミング中に発見した一輪(と言うんかな?)の紫陽花。延岡、宮崎全域は紫陽花飽和状態。どこもかしこも紫陽花紫陽花紫陽花。ってことで浜辺にも?笑

てげメシspecial -天瓢苑(てんぴょうえん)-

私の外観センサー(ドラゴンボールで言うスカウター的な?)が最近壊れ気味だったので、正直このお店にはなかなか足が向きませんでした。意を決して足を踏み入れたのはある平日の午後、いつも行くお店が満席だったので仕方なくうろうろしてた時、目に飛び込んできたヒラヒラなびく白い暖簾!一瞬ですが私を呼んでいるように感じました。「ほらほら、思い切って入ってみたらええことあるかもよ」と。それまでは正直「汚なそうな店やな(失礼)」と思ってましたがその白くて清潔感のある暖簾が無言で全てを語ってくれてます、「大丈夫やで」と。

とはいえその日は雨。雨は普段きれいな街でも薄汚くする効果があります(もちろん綺麗な場合もありますが)。御多分に漏れずそのお店は古さ故、なんとも絶妙な汚さ加減(ほんとに失礼)で客人を迎え入れます。
店内は民芸調とえば民芸調だし、中華風と言えば中華風だし、というつかみどころのない雰囲気。延岡あるあるですが雑然と各地の「いやげもん」が並べられてます。ある壁にはひょうたん、またある壁にはお面、提灯、有名なのかわからん誰かのサインも肩を並べます。孫からもらったのかラスタカラーの何かまであってもうちんぷんかんぷんな中、感じのいいお母さんと寡黙そうなお父さんが切り盛りしてる。それが「天瓢苑」のようです。

「レバにらうま煮」と「ライス中」を注文。いい香りがぷぅ~んと漂ってきて食欲をそそります。この時点で完全に不安はなく安心万全の状態で出てくるのを待ってる自分が居ました。ほどなくして目の前においしそうなレバニラと艶のあるライスが運ばれて来ます。一口食べて「うまいっ!!」と心の中で叫びました。少しでも躊躇した自分に反省と、外観センサーの復活を感じました。一品一品物凄く丁寧に作ってらっしゃるのでプライスレスの愛情も調味料で入ってるのかもね!暫くは通いたい店、まさに昔ながらの名店。
天瓢苑(てんぴょうえん)
住所:〒882-0822 宮崎県延岡市南町2丁目5-1
TEL:0982-33-4301
もはや晩年の横尾忠則の画のような...
この暖簾に惹かれました。
丁寧な文字で書かれたメニュー板
まぁ、誰しも完璧なんてないんだから...
醤油ラーメン。かなり複雑&深みのある味がします、海鮮×醤油
ニラレバではなくレバにら。テーブルクロスももはやかわいい。

デザートに。お店横にあるタイポグラフィが素晴らしい美容室。マックがなくたって字はかけますぞ。秘儀!カラーテープ文字組み!

100 Landscapes of NOBEOKA(1→5)

相変わらず今年も梅雨ってます。ある日「また雨降ってんなー」と思ってアメダス的な天気図見たら見事に延岡だけ降雨してました。「雨に好かれる町、延岡」「北風と太陽、と雨の町 延岡」「湿気なら任せろ!延岡」などなど勝手にキャッチフレーズを考えてしまうほど。でも昨年の「それ」とは正直比べもんにならんぐらい今年は「マシ!!」です。昨年は本当に発狂寸前でしたな。湿気の多さだけはほんとに困ってて「前が見えない」とか「水中散歩」してるみたいとか問題多数勃発。「え?前が見えないってそんなことある?」って思うあなた驚くなかれ、ほんとに延岡は霧が多くてロンドンか延岡かってぐらい。証拠に先日の霧マックスの時の写真を添付します。遥か遠いロンドンに想いを馳せて...。
加工一切なし。バッタもんとちゃいますで。

夜の散歩中、万国旗が大量になびいているのをみつけました。我々世代で万国旗って言ったらお子様ランチか運動会ぐらい。夜の感じとライトの感じ、街の景観がなんとも不思議さを醸し出してました。万国旗の年期っぷりがすごかとです。

甲子園的ハウスを発見しました。今はどうかわからんけど甲子園と言えば「蔦」!!ですよね。その生い茂っぷりからも湿度の高さを感じます、植物天国延岡。すべて蔦に絡まった家は珍しいけど延岡では結構ツタを見る気がします。「誰々さんがやらはったからうちもしてみよか?」的な連鎖がこの延岡でかつて起こっていたと予想。

直訳が凄い。なんかこれ見たらモンスターエンジンの「神々の遊び」ってネタを思い出します。関西を思い出させてくれてありがとう、マタイよ。思いきってがんばります。
ガラスを見てわかる通り、この日も雨

夜のランニング中に見っけました。パタリロのタマネギ部隊に見えるのは私だけでしょうか。ベニツチカメムシという昆虫のようです。昆虫は結構苦手。
今から思えばパタリロっていったい...

2016/06/12

てげ古物 -archive9(大江戸骨董市ver.)-

大江戸骨董市は「さすが」と「やっぱり」が入り混じった複雑な心境。「さすが」の方はもちろん首都東京での骨董市だけあってレベルが高い!ってところ。「やっぱり」の方はもはやosr(オサレ)の巣窟と化しており顧客にそそそーっと寄り添ってくる媚びた品たちも少なからずあったこと。いずれにしても気になった店は2店舗。1つは(たぶん)サラリーマン(理系っぽい)のご主人とガッツある奥様のご夫婦店。このお店は黄色い古びた布の上に商品を綺麗に並べ、他のどのお店よりもまず目に飛び込んできた。もはや「藍」ではなく「黄色(古びてるのが条件)」だな、これからは。商品はたぶん全部ヨーロッパか、一部日本の昭和初期ぐらいのもので構成されていて、もはや物を入れたら落ちるやろうってぐらい穴の開いた袋や、義足?風の何やら等とにかく気になるもの多し!オレンジの羊毛紙?を購入。
そしてもう一つは白いオールスターハイカットに軍ものの薄手カーキ色のコート、白いシャツというおばあさんのお店。体育座りをさせたら日本一じゃない?ってぐらい体育座りが似合う人 笑 商品の並べ方は先ほどのお店同様、白やきなり系の布に綺麗に整理された商品が陳列されている。こちらはがっつりヨーロッパ、東欧、中東あたりの商品ばかりでボロボロのスザニ(こんなのあんまり見たことない。)やキリムなどがある。何かにつかえるかも?とボロボロのキリムを購入。というか、キリムとかスザニとかって日本で売ってるやつ高すぎ&きれいすぎる!もっとぼろぼろでいいから古くて安いものを欲してます。
と、いうことでとてもいい買い物できました。

「穴開きキリム」
柄は特段気に入ったわけではないですが、そのボロさが気に入りました。キリムって結構綺麗につかってるとこ多いけど本当はもっと乱雑に扱えるもん?だと思ってます。がしがし使ってボロボロになったキリムはカッコいいと思う。

「KAI NO IROIRO ハンカチ」
これはまた別のお店でですが、一目ぼれして即決しました。値段も見ずに買う気でしたが缶ジュースぐらいだったのでその安さに衝撃を受けました。「こ、こんなにかわいいのに...笑」 ローマ字の感じや貝の色目などなど、すべてがツボです。会社にもっていこかな...。

「オレンジ色の羊毛紙」
物を選ぶ際、大事にしている「色目」。この商品は一目で「買いたい!!」と思った色でした。少しくすんだオレンジ色で、茶色とも橙とも何とも言えない時代の風化を感じる色。日本製らしいですがこの色目は海外を感じます。具体的な用途はまだないですが、何かを撮影する時の下に敷いたらいい感じやろうな、とおもてます。


思えば布しか買ってない...

2016/06/11

トーキョーキャンプ -大江戸骨董市・青山・六本木辺り-

東京で宿泊する際、まず頭を悩ませるのはその宿泊代の高さだと思う。既に大阪も同じようなことが続いてるらしいけど観光客(爆買?)増加に伴うホテル価格の高騰、そしてその予約の取れなさはもはや異常。仕事出張から延泊した場合もちろん宿泊代は自腹、できるだけ安く泊まって浮いた分は骨董に捧げたい...というのが本音。ということで見つけてしまいました激安宿泊先、その名も「ジャポニカロッジ」!しかもただ単に安宿を提供するだけでなくしっかりとした基本コンセプト(日本文化を紹介、国内メーカーのキャンプ道具体験など)もあります。WEBで予約したものの、全くもってどんなところかわからないので当日まで不安いっぱい、わかってるのは「室内でテント泊」ってことぐらい...。
一旦18時ぐらいにチェックインだけ済ました際は外国人カップルがちらほらとリビングでくつろいでたけど深夜12時ぐらいに帰ってきたときは既に室内はシーーーンとしていて皆さんご就寝の様子。いそいそと指定の一人用テントに潜り込み、寝間着に着替えたり充電したりして風呂に入ろうかと思ったけど風呂場がなんとテントのすぐ横ではないか!これでは既に寝てる人に気を使って入りにくい...泣 「風呂は明日の朝にしよう」と諦めておとなしく寝ることにしました。しかしとにかく一人用テントが10個ほど密集しているので何だか気は散る(寝息とかいびきとか)。後で知ったけど横のテントには大学生ぐらいの女の子が一人で宿泊してた、さすがに「もうちょいええとこ泊まれや...」と自分を差し置いて思ってしまった。ご家族泣くで...
価格がとにかく破格なので、それ以上なにも求めることはありません!って人にはお勧めです。店の人もすごくいい感じで店内清潔感もあって2500円で泊まれて...何も言うことないじゃあないか。
Japonica Lodge (ジャポニカロッジ)
〒 111-0033  東京都台東区花川戸1-3-3
Tel:  (03) 6802-7495  HP
「和束」って響きが懐かしい...。昔奈良テレビでCM流れてたなー
店内。奥に見えるのがキャンプ場です笑
2段ベッド風。2段目の人はテントすらない方もいます。私の宿泊先は手前右の緑テント!
そして私の寝床。
キャンプ場を後にし、延泊した最大の目的「大江戸骨董市in代々木公園」へ!朝ごはんも食べずに黙々と地下鉄に乗り、黙々と渋谷駅から歩きます。伊勢志摩サミットが翌週に控えていたこともあり、警官たちが物々しい雰囲気で皆いきり立ってました(と、いうぐらいの形相だった)。蟻が列を乱しても気付くぜ!ってぐらい目を光らせてて世界の不安定さを見た気がします。
大江戸骨董市は都内何か所かで開催していて今週は「代々木公園ケヤキ並木通り」でだったらしい。店舗数は100を超えてたかな?四天王寺みたいなへんてこりんなもん売ってるおっさんは皆無、また素人の人も少なかったかも?皆どっかで店やってます!って感じの見せ方してた。ぐるりと見たけど正直、OSR(オサレ)の巣窟と化してて気になった店は100店舗中2つ。2店舗ともヨーロッパのアンティークを売ってて独特な商品チョイスと物のくたびれ感が気に入りました。購入したものはこの後のてげ古物でどーーんと紹介します。
ブームきとんなー
その後、東京のグランピエに行ってみようと青山方面へ向かう。行ければSwimsuit Departmentも(結局行けなかった)。途中、もはや東京に来た際は毎回行ってるpostalcoへ立ち寄る。安定感抜群。東京のグランピエはすっきりとした大きな道路に面していて京都のお店とは雰囲気がまた違った。中庭のある古くていい感じのビルに入居していて木漏れ日がとても心地よい。インドの経典と同じ生地をカバーにあしらったノート購入。絶対手漉きじゃないのに若い女性店員が「これはインドの手漉き紙を使ってるんですよー、これが気に入って買い付けてきました!」って言っててなんぼか紙の話したろかと思いましたが止めました。別に手漉きでもなんでも琴線に触れたってことにありがとう。
またもや時間がなくなってきて昼食はファミリーマートのイートインで土木作業員とともにおにぎりを頬張り、てくてく歩きます。途中、変わった外観のビルを発見し入店。「on sundays」というそのお店はふるーーいポストカードの在庫数がすごくて文具の充実も凄まじい、TOKYOを感じました。何枚かビンテージのポストカード購入。久しぶりにフリーペーパーの「vice」もとりました。
安定のpostalco。ポストカードなど購入。
「on sundays/ワタリウム美術館」、ビルがおもろい。
グランピエ青山、とはいえ良いお店。
東京を歩いてると刺激が多くて驚く。もちろん人工的な刺激ではあるけどビルの形やせまーーい隙間に工夫して置かれた植木、すれ違う人たちもどこか違って見える気がする。外からの影響を受けやすい人は、ある意味凄まじい東京の恩恵を享受することになるだろうなと思う。特に感じたのはグラフィティの多さ。これは単に「良い!」とは言えないけど(治安的に??)やっぱり好きやなー、と思う。特に普段なかなかお目にかかれない海外アーティストの作品が街中にあるのが素晴らしい!やっぱrelaxの影響大きいなー
Barry McGeeのん①(たぶん)
Barry McGeeのん②(た、たぶん...)
relaxの影響でグラフィティが好きになって、ほんでスケボーも(結局オーリーすらできんかったけど)やって、身の回りの物にいろいろ描いたりしてってなんか楽しかったなー。さすがにスーツには絵は描けへんけどこっそり自分だけのルーズ(ここでは「自由と反逆」と意味づける)なところは持ってたい。いつもいつまでも。
必見必聴!「Beautiful losers」
目の保養は止まりません。次はタイル攻勢を受ける私。こんな調子じゃ1Km進むのに何時間かかるんやって感じ。刺激に次ぐ刺激。麻痺状態。
ランタンタイル。よく目にしますがやっぱり良い...。
これぐらいやったら延岡にもあるかも...笑
潰れてる(たぶん)お店ですら美しい。
青山からバスに乗り、その後歩いて美術館へ。「新国立美術館」と「21_21」へ。この2つは東京に来たら結構な確率で来てる場所。そういえば宮崎は美術館不足も深刻...というかプリミチブはあるけど美術館は少ない。どげんかしてーー。
人、めっさ多い
人、めっさ多い...②
そうこうしてる間に時間が来てしまいました。後ろ髪ひかれながら羽田空港へ向かいます。お土産と私的なものでパンパンになったリュックは充実の証..笑 宮崎空港駅での夕焼けが寂しくもあり、またホームに帰ってきたという安ど感もあり複雑な心境。とはいえまだここから延岡までは1時間半要します。駅弁買って、ビール飲んで、靴も靴下も脱いでリラックスできるのは良いですがそれでもかかり過ぎ...。もはや異次元の遠さ。
夕焼けこやけ
焼きサバ寿司。これ、大好物です。
結論、たまに行く東京は良い。