2016/10/11

てげ旅 -べっぷ(地獄巡り2/7 編)-

別府と言えば「地獄巡り」。行ってみてわかったけど地獄には「組合」もあってどうやら一丁前にいろいろ活動してるみたい。春闘とかデモとかしてるんかな「賃金あげろーーっ!」って。今回は(由緒ある?)別府地獄組合加盟の7地獄のうち厳選した2地獄に行ってきました。

①海地獄(うみじごく)
②鬼石坊主地獄(おにいしぼうずじごく) ※平成14年に組合加盟
③山地獄(やまじごく ※蒸気利用した動物園併設
④かまど地獄(かまどじごく) ※米炊き地獄
⑤鬼山地獄(おにやまじごく) ※ワニ飼育
⑥白池地獄(しらいけじごく) ※熱帯魚館併設
⑦血の池地獄(ちのいけじごく)
 
以上、改めて調べたら②~⑥はなかなかのキワモノ感あり。動物園やワニ飼育とか、なんか組合的なことしてる感たっぷりでおもしろい。我々は純粋な地獄を見に①と⑦を見に行きました。まずは小雨降る海地獄へ。
海地獄 オリジナルHP
〒874-0045 大分県別府市大字鉄輪559番地の1 TEL:0977-66-0121
立派な茅葺屋根の入り口。もうかっとるの~
なんかもう...作り込み感が半端ない!!笑
マントルからこんにちは、な水蒸気
海地獄に辿り着くまではまず最初にお土産物屋を抜けないといけません。しかもそれが結構な規模のお土産物屋で商売気たっぷりのなんの。入場料も払ってさらに土産物まで買わして...なかなかの地獄っぷりやな。とはいえ入浴剤購入する。
コバルトブルーの海地獄。湯気がすごい!!
隣にはこんなのも。
小学生ていどなら乗れるらしい。
残念ながら蜘蛛の糸は見えずコンクリートの底が見えるだけでした。カン陀多よ。
名物の卵、パシャリ。
極楽とか地獄とかせわしない。はっきりしてくれ。
その後、少し離れた場所にある血の池地獄へ向かう。ここもまた御多分に漏れず入場料を支払い、巨大すぎる&とんでもない量のお土産物屋を抜けて地獄へ。このお土産物屋システムは全く興醒めしてしまう、地獄なのに。
血の池地獄 オリジナルHP
〒874-0016 大分県別府市野田778 Tel : 0120-459-554
お土産地獄への入り口
確かに赤い!血のようだ笑
化学反応やなー。
おやおや、トミーズさんも。
以上、いろんな意味でなかなか見応えのある地獄巡り。古き良き昭和の香りを感じれます。散々書いたけどこの雰囲気、嫌いじゃないです笑

2016/10/10

てげ旅 -べっぷ(元・混浴温泉世界 編)-

人生で一番最初に「別府温泉」を耳にしたのはもちろん幼き頃ですが、ある程度大人になってから私の思考に飛び込んできた別府温泉は「混浴」というキーワードに彩られていた。前述した地元友人たちとの年末年始の車中泊全国行脚で「混浴に入りに行こう!」と全国津々浦々の温泉地を渡り歩き、結果一度も「混浴」を実現できなかったあの苦い思い出の中にも確か「別府温泉」は刻まれていた(はず)。その後、大阪のお店でふと目にした「混浴温泉世界」のチラシ。「こここれは!?」と思わず手に取ってみてみるとなんと別府温泉でのアートイベント告知だった。それから約7年の時を経て、混浴温泉世界を間近で見れるチャンス到来。※イベント自体はトリエンナーレなので2009、2012、2015年と過去計3回開催されてます。


混浴温泉世界と言えばこれ!!的建築物やアート作品など、街中にはびこるモノを。中にはイベントで使われてなかったものもあると思います(笑)が、気になったモノ達を。
実際にアーティストの方が住んでます。清島アパート。
ひしめき合うアパート。まさにアーティストの様。
扇の形がなんとも良い
清島アパート横にあったおひとり様用の自販機、雨もしのげない。
昼で既に完売でした。1個90円のバターフランス、食べたかった...。
清島アパート目の前の幼稚園&教会。ネーミングセンスに涙
立派過ぎる佇まい
日本一の温泉噴出量と源泉数をほこる街ならでは。駅前温泉。
「足湯」ならぬ「手湯」がある。これ、めちゃめちゃ気持ちい。
都築響一も琴線触れた、やよい天狗様
の、目の前にあった果物屋で懐かシンゴ
KAMIの作品を見れるとは!いつか家もこんなんにしたい...。
platform04 HP
別府市中央町9-33  Tel:0977-80-7226
「♨」マークのバッジ購入。
やっぱアートはいいね~

てげ旅 -べっぷ(湯治場の熊とネコ 編)-

まだまだ当てのない散策は続きます。予てから別府に来たときは別府駅の「べっぷ♨」という看板を見たい!と心に誓っておりました。しかし今回は残念ながら車で来たため駅に入れません(入場券買ったら入れるけどそこまでして...という感じ)。なのでせめて駅でも見に行こうと思い向かいます。別府駅は木の温もりを感じる駅舎になっていて綺麗な外観。おいおいJR九州さんよ、大分県ばっかり贔屓せんと宮崎も宜しく頼むで、とついつい言いたくなるほど(日向市駅は綺麗やけど)素晴らしい。そして駅の目の前にありましたよ噂の銅像が。それはNAVERまとめでもまとめられてるぐらい有名な「ピカピカおじさん」こと「油屋 熊八」その人です。初めてお見かけしました。
名言「山は富士、海は瀬戸内、湯は別府、盆地は奈良」※一部ねつ造してます。
ピカピカおじさんを横目に...無事拝めました。
元銭湯かな?ホテル街に残る廃墟
外国人が好みそうな路地裏のお宿。
角度的に顔出すの至難の業。某古着屋にて。
1・2・3・5・R」だけどそもそも使用不可
ちょっとこれは飲みにくいな…
渋すぎる暖簾の店。大谷うな重 別府やよい店
伸びすぎたゴムの木とお母さん。
ネコinいちじく箱
ネコin梨箱
ネコにも寝相アリ
言い続けてかれこれウン十年
行けなかったが行きたかった店。なかむら珈琲店
行けなかったが行きたかった店。トンカツの店にしもと
手作業で貼ったのだろうか...
大分郷土料理「リュウキュウ」はスーパーでも手軽に買える。
竹(バンブー)の限界に挑戦。bamboo bamboo
別府は「熊」と「猫」で決まり!

てげ旅 -べっぷ(タワーと町並み 編)-

街もたっぷりとは言わないものの、かなり散策しました。別府の街はとにかく古い!一説では世界レベルの温泉地であるが故に戦火を逃れたとか...?大規模な観光地開発と同時にかなりの建物が建て替えられたようだがまだまだその古さは筋金入り。目を見張る古い建物、へんてこりんな増築、怪しすぎる路地、ゴミ...?と見間違う落とし物等々、人も建物も、時には猫でさえ不思議な空気を漂わせる空間、べっぷ。
寂しさ漂う別府湾。
下関からでも来たのか、漂着フグ(模型)
通天閣は日立、サッポロタワーは松下、別府タワーはアサヒ。
ホルモン焼「さわ政」。戦後のかおり。
現役のバラック
竹瓦温泉付近。ドリカム「決戦は金曜日」がスピーカーから漏れてきてた。
奥に見えるはドリームランドか?
困難を極めそうな階段
ん?天王寺じゃないよな...大阪の配色センス。
颯爽と視線を引き付ける「puntoprecog」。さすが。
だったのだろうか...
二十八萬石の威力
ここにも猫が。しかし雨上がりとはいえ汚すぎる...
よく見たらあの棒一本で支えてるのか...
たまに見かける埋め込み系
古さ+αの街、別府。
ここらで一休み。
散策し甲斐のある別府。