2017/01/15

師走匆匆日和①(走り出した年末)

年末年始は「光陰矢の如し」「歳月人を待たず」の如くあっという間に過ぎ去りました。12月29日に仕事を納め、30日に身支度をしてフライト、片道6時間の旅。車→飛行機→電車を乗り継ぎ実家に帰省。実家最寄駅へ到着したのが夜の9時ぐらいだったこともあり、駅前のあまりの寂れ具合に郷愁を感じつつ、加えて地元を離れてしまった少しの申し訳なさも感じながら真っ暗闇の田舎道を徒歩で帰宅。ローカル線のライトが田畑を照らしながら横を過ぎ去っていく、その側面には「定住プロジェクト」的な文字が。そうか、私の田舎は過疎化しているのか…としみじみ。
もはやダルマだって寂しいぜ...
その日は旧友と自宅で鍋。物理的な距離が離れていても境遇が似てるとなんとなく人生も似てるもんだな、と実感。これで子供がいたり、親世代と同居でもしてたり、戸建でも購入してたらこんなにノホホンと飲めないはず。昔話というかはこれからのこれから話に花が咲く。
ちゃんぽん鍋に始まった宅飲みは、鍋を変えないまま「てっちり」に変わり、その後「キムチ鍋」となり、最後はどろんどろんの吹き溜まりみたいな鍋になってた。ビールと日本酒「真澄」、麦焼酎の「山猿」を嗜む。深夜2時か3時ぐらいに終了、各々徒歩で帰路についてました。私は強烈なキムチ臭のする部屋でそのまま就寝。ファブリーズ1本使いきり。

大晦日は昼から奈良市を1人ぶらり。目的地は諸国西洋民芸「マルマル」である。近鉄電車に乗り込み、盆地ど真ん中を走る橿原線でゆらゆらと揺られながら「ほんまに真っ平らやなぁ」とその奈良盆地の平坦ぶりと、日本人の顔の平坦ぶりに何か関連性はないものかと考察してる間に到着。外国人が多い商店街を抜け、目的のお店でアフガニスタンの古布を買うか20分ほど悩み、結局買わなかった。最近、中国人が大量にビーズなどを買い漁ってると店主が漏らしていた通り、店頭に並ぶ物もなんとくなく少なく感じ、爆買いの影響がここまできてるかと実感。
いつだって求ム、世界の民芸品。
ならまちにあった気になった格子窓ガラス
「BAR」だってよ。
よさそうな焼肉屋。
少し散策したものの、大仏も鹿も見ることなくそのまま大阪に出て晦日夜に備えます。

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