2017/07/22

気持ちはやる帰省①-夜行バス、からのすぐ奈良-

思い返せば2017年GWは体がちぎれる思いで仕事をしていた(らしい)ので、いつもの関西帰省ができませんでした。「このままではみんぱくのビーズ展が見れない!!」と一発発起し何でもない6月の普通の週末に帰省してきました。
最近のもっぱら全国的な宮崎ブーム(勝手に)に伴い運行されたに違いない関西と宮崎を陸路で繋ぐ夜行バス「ひなたライナー」に乗って行ってきました。
金曜日の20時半ごろ、延岡駅のバスセンターに1台の近鉄バスが滑り込んできます。行先を示す電光掲示板には「神戸・大阪・京都」の文字。運転手が切符をもぎり、3列シートの真ん中に座ります。人はまばらだけど結構なおめかしをしたお婆さん(肩パット入りジャケット&化粧バッチリ的な)も乗車してて「夜行に耐えれるのか...」と心配になる。
寝て起きたら、はい!大阪です。
延岡では普通ありえない行先
肩パットは右前に...泣
少し走り、別府湾のPAでトイレ休憩。既に寝てたけどなんだかワクワクして降車。まだ肌寒い(6月だから)夜風に吹かれながら、硫黄臭を鼻腔に感じた夜22時。バスは結構な横揺れでたびたび起きたけど、肩パット婆さんを気にするよりかは気にならない程度だったのでぐっすり就寝できた。もちろん乗車時は風呂入って寝間着に近い恰好必至。

土曜日の朝、淀川の上を走る高速道路上ではっきり起床。「おぉ、大阪やな」って感じ。中津らへんのマンモス団地が見える。河川敷にすらまだ誰も居ない早朝。東梅田らへんで降ろされその足で喫茶店へ。小腹を満たすためと大阪モードにチェンジ(服とか)するためだ。ここはなんてったって大地方都市大阪!
サンシャイン 
大阪府大阪市北区曽根崎2-11-8 日興証券ビル地下2階
なんてったって夜行バス後は純喫茶でモーニングっしょ。
厚切り過ぎるトースト。コーヒー美味しい。
そこで妻とは別れ、その足で私は近鉄電車で奈良へ向かう。バスと言い電車と言い、全く近鉄のお世話になりっぱなしやな。しかし、近鉄電車はいつもゆるい。人も景色も駅員も。再建当初は「とんでもなく風情のないもん建てたな」と思った平城京の朱雀門を電車は横切り新大宮駅にて下車。そう、いつものあのお店へ行きます(参照ページ)。ここまでくると過去の感傷に浸るために来てるような感じすら受ける...。
相変わらず場末感漂うスナックママ風女性が切り盛りしてた。
カウンターには誰も居ない。朝の10時ぐらい。
さすがにビールは頼まずかつ丼のみ。これ激うま!
さくさくっと5分ほどで食べ店を後に。普通の土曜日朝の新今宮駅周辺はずっとここに住んでるかのようなフィット感でなんだかしっくりきた。「今も奈良に住んでたら」なんて思ってみたけど野暮な話。
近鉄はあずき色。こんな洒落た都会的なカラーは認めん。
新今宮駅から奈良駅までは一駅だけど雰囲気は一気に変わり「観光地臭」が凄くなる。駅前の行基像は今も県下高校生の待ち合わせメッカなのだろうか。ハチ公的な。昔に比べて看板とかごちゃごちゃ増えてて「行基、こんな小っちゃかったっけ!?」となる。
造った大仏はでっかいけど、駅前では小っちゃい行基。
誕生仏。その昔、似たやつ買ったな。。
奈良駅から伸びる東向き商店街を抜け、もちいどの商店街に入りいつものルートでいつもの場所「MARU-MARU」へ。もちいどの商店街から細い路地に入ると出てくるガネーシュの看板が高揚感を誘う。今日もいろいろ教えてもらい、最終的には自身初となるファイアンス(技法としては紀元前4000年とかの話)ビーズを購入でき大満足。今回に限り、次回伺った際に購入する品を既に決めました笑
時を経ても、相変わらずの名名名店。
もちいどの商店街からは、この看板を目印に。。
今日はさらに奥地を目指します。

0 件のコメント:

コメントを投稿